スイス、ピラトゥス山、世界一急勾配の登山鉄道とケーブルカー

61回目の投稿になります。

 

Moses Boyd – Rye Lane Shuffle

ストラスブールから車でさらに三時間半ほど走りアルプナッハという小さな街を目指します。

フランスは区間ごとに高速料金を払いますがスイスは国境を越える時に「スイス国内の高速道路を1年間使用出来るチケット」を€45で購入し旅を続けます。

一年間有効というのでまた戻りたくなってしまいます。

スイスのピラトゥス山という山に登ってきました、と言ってもハイキングをしたわけではなくケーブルカーで登ることが出来ます。

昔龍が住んでいたという伝説があり山のシンボルは龍になっています(どこにもいませんでしたが)。

この標高2132メートルの山をケーブルカーを2本乗り継ぎ40分ほどで登る事が出来ます。

アルプナッハのケーブルカー乗り場に到着しました。

山に囲まれた綺麗な街です。

チケット代はその時々で変わるようです。

チケット購入サイト

僕は予め購入していなかったので当日券でしたが€72でした、予想していた以上で「おぉ!?」と変な声を出してしまいましたがここまで来たのに乗らないはずがありません。

 

ケーブルカーが並んでいます

ケーブルカーは四人乗りで乗り場ではマスク着用でしたが乗ってしまうと皆んな外していました。

ここから乗り継ぎ場まで30分です

ひたすら登っていきます、中々のスピードです

最初の駅(?)に着き、僕はレストランで昼食を取りました。

子供の遊び場かと思いきや中々ハードコアなものまでありました。

未来のロック・クライマー

ハイキングで下から登ってくる強者達もいます

カウベルの音が崖に心地良く響きます。

ここを登れば頂上です

もうすぐ終点、こんな所を飛ぶ鳥はさぞ気持ちが良いんでしょうね

終着駅です

最後のケーブルカーは30人乗りの巨大なもので落ちないか少し冷や冷やしました。

上から見ると駅はこんな感じです

建物の上階はホテルになっており朝食、4コースディナー、夜は星空鑑賞のツアー付きで一泊€230は高いのか安いのか僕にはわかりませんが一度経験してみたいですね。

更にケーブルーカーの下山最終便が5時半のため頂上からの朝陽や夕焼けを見たい場合は宿泊するしかありません。

ピラトゥス山頂上のホテル予約サイト

360度を見渡せまさに絶景です、雲も多くなく天候にも恵まれ頂上は寒いかと思いきや凄い暑さでした。

時間が有ればいつまででも眺めていられます

遠くの山は雪を被っています

カモシカとドラゴンは残念ながら現れてくれませんでした。

こちらが世界一急勾配の登山鉄道です。

これに乗って下山してしまうと車の駐車場の反対側に降りてしまうので今回は乗れませんでしたが公共交通機関を使って訪れるのであれば問題はありません。

ケーブルーカーで登る方法も数通りあり休憩所もいくつか山の中腹にあり一日中楽しめるようになっており、僕も出来れば丸一日過ごしてみたいなぁと思います。

他の国のロックダウンを見て回るのは中々興味深いですが、一番状況の悪いイギリスが一番緩々のロックダウンな気がします。

 

お付き合いありがとうございました。

 

Jay