39回目の投稿になります。
今日は70日振りに髪の毛を切ってきました。
写真は面接の舞台、ついさっき撮ってきたグランドロッジです。
フリーメイソンになるための面接風景を書いていきますが今回は前回の投稿の続きです。
MAKAYA McCRAVAN/THE BOUNCE
前回の流れで面接で一通り質問をされた後、面接官がフリーメイソンの活動内容、目指しているところについて説明をしてくれました。
活動内容
最初にフリーメイソンリーについて書いた記事の中で軽く触れましたが少し詳しく書きます。
ロッジ活動・ミーティング・会費
面接官A「Jayはどんなロッジに入りたいかな?」
Jay「どんなロッジ?ロッジについて何もわからないんスけど。」
面A「裁判官が多いロッジ、消防隊員の多いロッジ、写真家の多いロッジ、政治家の多いロッジ、色々あるけど東ロンドンにミュージシャンが多いロッジがあるからそこにするかい?」
Jay「それでお願いします。」
こうして僕はロッジ・ナンバー4○○○に入る事に(半分)決定しました。
面接官B「ロッジ活動についてなんだけれども、3コースディナーと赤ワインを飲みながらミーティングをする日が年に3、4回あるんだ。3ヶ月は前もって知らせるようにしているから必ず出席するように、大丈夫かい?」
Jay「No problem。何を話すんですか?」
面B「それぞれロッジに資金があってその使い方、慈善活動について、色々だよ。」
面A「その食事代がフリーメイソンの会費なんだ。Jayが入ろうとしてるロッジの食事は£40(約5000円)くらいだよ、それも大丈夫かい?」
Jay「大丈夫です、因みにその会費というか、食事代って上はくらいまであるんですか?」
面A「君のところはスタンダードで、上は£1000(約13万円)以上さ。」
一体何を食うんでしょうか。
劇の鑑賞
面A「フリーメイソンには33の階級があるんだ。」
Jay「俺のラッキーナンバー33なんですよ。」
面A「君は当然1からのスタートで、恐らく1年はそのままの階級にいる事になると思う。全部で3年くらいでマスターメイソンになれるはずだ。」
Jay「マスターメイソンは何階級目なんですか?」
面A「僕らは3階級目さ。」
(マジか、マスターメイソンで3階級目か・・・・)
Jay「どうやったら階級が上がれるんですか?」
面A「一年に数回、劇を見るんだ。それには参加しても良いし、見るだけでも良い。ただその劇というのは1階級目の時は1階級目の人間だけが参加、鑑賞が許されているんだ。だから我々3階級目の劇は君はまだ見れない。そうやって知識を広げて上の階級に上がっていくんだ。」
僕は33階級の歴代の王や大統領、首相、各界著名人だけ、許された者だけが観れる劇に物凄く興味があります。
世界の全てとはいきませんが、「何か」がわかるような気がしませんか?
Jay「じゃあ俺も33階級になればその劇見れるって事?」
面A「そういう事だね。」
ロッジ外活動
面B「他にロッジでの外で会う事もあるよ、友人になった者同士でのパーティーもあるしね。君は若いから歓迎されると思うよ。」
Jay「パーティーなんてあるんですか?」
面A「昔は女性がフリーメイソンになることは出来なかったけれど、今は女性しかいないロッジというのがあって年に1度女性のメイソンのパーティーがあったりするんだけど、Jayの楽器の担当は?」
Jay「ドラムっす。」
面A「最高じゃないか、ドラマーはいつも足りないからね、パーティでプレイしてくれよ。」
一度所属ロッジの人たちがテムズ川でボートを借りてパーティーをするから来ないか、という誘いをもらいましたが何故か「パートナー同伴」ということで僕はシングルなので欠席しました(笑)
こういうパーティーで人脈を作るのが面白いんですね。
因みに楽しみにしている女性メイソンのパーティーもまだ来ていません。
最後に質問はあるかと言われたので絶対に忘れないようにと思っていた「退会の仕方」を聞きましたが、ロッジに退会の申請を出せばすぐに辞めれるということでした。
それと「ロンドンに日本人のフリーメイソンは他にい流のか?」と質問すると「居ないはずだ」と言われました。
因みに日本と同じでイギリスで「メイソンになった」と友達に言うと「WHAT!?」という反応が返ってきますが、少々ビビリ気味な反応が多いかもしれません(笑)
ですが認知度はやはりこちらの方が高いですね。
次回はロッジグループとの最終面接とグランド・ロッジでの入会セレモニーについて書こうと思います。
お付き合いありがとうございました。
Jay