地獄のパブ再開初日の様子

58回目の投稿になります。

 

昨日はパブの営業再開初日でした。

家の一番近所のパブはオープンしていなかったのでもう一つの行きつけだった店へ偵察に行ってみました。

ロッククライミングの後に必ずと言って良いほど飲みに行っていた店です。

写真はそのパブの店内です。

 

パブ再開という事で多くの人が楽しみにしていたのは言うまでもありませんがイギリス人がどのように対応するのかとても興味があったので行ってみました。

 

この店のオーナーと仲が良いので様子を聞くと僕が言ったのは8時半頃でしたがもっと早い時間はカオスだったと言っていました。

オープンを待ちきれないアホが朝の7時からドアを叩いていたそうで警察を呼んだそうです。

夜になるとソーシャルディスタンスお構いなしの酔っ払いが歌を歌い出し、トイレの地獄ほど汚い床で腕立てをやっているアホもいたりと目も当てられない状況で僕らの感覚だと「もう来なくて良いかな」という感じでした。

入り口には消毒液が置いてあります。

 

住所、電話番号、名前を記入するためのノートとペンもありましたが当然誰も書きませんし、僕は閉店まで存在に気付きもしませんでした。

普段ごった返し我先にとカウンターに押しかける様子は見られず客は皆きちんと列を作っていましたが、観察しているとトイレの後に手を洗わないで出る者がほとんどでした、なんて残念なんでしょう。

食事も出来るようでシェフが一人だけ待機していました。

 

極力誰もがビア・ガーデンに座りたいため店内はガラガラです。

 

僕はギネスが大好きなのですが・・・・・3ヶ月ぶりのパブで飲むギネスは最高でした(笑)

 

カウンターにアクリル板を設置し客とバーテンダーの間に仕切りがしてあります。

 

ビールを持ってビアガーデンに行くと結構人がおり11時頃には移動も大変なほど混んでいました。

明るいですがすでに夜の9時過ぎです。

 

以前の投稿にも書きましたが、ビアガーデンはどこかに現れる物ではなく、ただのパブの裏庭の事です。

このパブの名前はビアガーデンが素敵ためでしょう、GARDEN BARと言います。

外から石が投げ込まれ始めたため庭からは人がいなくなりましたが僕らの席は屋根があり大丈夫でした。

 

この後カウンシル (自治体)から人がやってきて閉店命令を出され店仕舞いとなりました(笑)

SOHOの方はもう完全に収集がつかなくなっています。

こちらのBBC JAPANの記事では柔らかく書いています。

英イングランドでパブ解禁 ロックダウン後初で街はにぎわい

 

ですがこちらのBBC UKのSOHOの写真はカーニバル状態です。

酔っ払いがソーシャルディスタンスを守れないのは『クリスタルのようにクリアー』

 

今までのロックダウンが何の意味も無さないのではないかという光景です。

やはりロックダウンの対応でも国民性が表れますよね、僕も正直どちらかと言えばこちら側だと思いますが・・・・・。

この状態が続けばまたイギリスはさらに厳しいロックダウン状態へ逆戻りする事になると思いますが、ヨーロッパ内の移動は自由になり2週間隔離もなくなったので僕は明日からヨーロッパ大陸の方へ車で旅に出ようかと思います。

 

お付き合いありがとうございました。

 

Jay