ワクチン、打ちます/ 終わりの見えないヨーロッパのロックダウン・相次ぐ音楽フェスのキャンセル

95回目の投稿になります。

久しぶりの投稿になってしまいました、飲み過ぎているのでこれからしばらく自粛しようかと考えています。

先日は前回の記事で書いたボブ・マーリーの誕生日でした、僕はボブの誕生日とジョン・レノンの死んだ日は必ず飲む事にしています・・・というのはただの言い訳ですね(笑)

MONOMITE/ INNOCENCE

 

ワクチン接種状況

イギリスの友人たちにUKの状況を尋ねると誰からも「まだ帰って来ない方がいい」と言われるほど状況は良くなってはいないようで、バンドのボーカルからも余程暇なのか毎日謎のボイスメールが届いています。

美容室などのオープンが4月、バーやレストランがまともに再開出来るのは6月頃になるのではないかという話もあるほど最悪な状況のようです。

それもイギリスだけではなく門限まで決められているフランス、イタリア、ドイツ、スペインなども似たような状況のようですが反逆者の多いイギリスはさすがまだ自由が少し残されているようです。

政府は年配の方々と基礎疾患を持つ人達のワクチン接種を6月に、一般国民の接種を終えるのが9月が目標という事で夏はキャンセルでしょうか・・・。

僕としてはせめて夏には帰れるのではないかと思っていましたが雲行きは怪しいままで、友人たちの精神状態が心配です、僕ならもう発狂しているかもしれません。

70歳以上、60歳以上、50歳以上というように年齢層ごとにワクチン接種を進めていて現在1200万人以上が接種を終えていますが若者や中年の人達でまだ接種を拒む者が多いようで、特に若い反逆者の多いイギリス、彼らが頑固を通すのか、「接種すればなんでも出来るよ」の声に負け自由を選んで接種するのか。

友人でも数人「ワクチン接種してきたよ」という人がいますが「具合悪くなって死ぬかと思った」というのは今の所女の子一人だけです。

そんな中、僕の実家は医療系なので政府から「家族全員優先的にワクチン接種を受けれるがどうするか」という手紙が来ました。

もう色々考えるのも面倒くさいので自由を得られるなら売っちまおうかと思っています。

 

相変わらず皮肉が大好きなイギリス人達はボリス・ジョンソンに対する怒りも日に日に増しているようで、面白い写真がたくさん出ているので少し紹介を。

テレビ「怖がったままでいなさい、何も疑問に思わず、ステイ・ホーム」

「はい、ご主人様」

ボリス「我々のこの戦いに持ち込む唯一最大の武器は国民の持つ常識だ」

「俺たち死ぬじゃん」

「ロンドン陥落・主演ボリス・ジョンソン」

「世界が燃えるのをただ見ていたい奴もいる」

イギリス「宿題コピーさして?」

アメリカ「いいよ、ちょこっと変えればわかんないから」

イギリス「オッケー」

「昼間のテレビがクソなのはわかってるよ、けど乗り越えよう、家にいてくれ」

「西暦2035年、あと数ヶ月だ、我々は勝てる」

ボリス「閣下、誰も家にいてくれません」

女王「そろそろ猟犬を放すべきだと思う」

「ロックダウンで少し休む時間が出来るはずさ」

「でも私、ソフトウェアエンジニアなんだ。」

面白いと思いませんか?

日本もこれくらい政治家を馬鹿に出来る世の中になって欲しいなぁと思います。

グラストンベリー・フェスティバルのキャンセル

 

これは僕たちミュージシャンには結構な衝撃でした。

キャンセルのアナウンスが早く、先々週に早くも発表がありそれに続くかのように他に僕のバンドが例年出演していたフェスティバルも続々とキャンセルになっており、2021年も音楽は戻って来ないという事の暗示のように思えてなりません。

日本のフェスティバルは今年はやるのでしょうか?

 

秋にUKツアーのオファーを貰いましたが最悪アコースティックのツアー、もしくはキャンセルになる可能性もあるとの事、直前まで正確なことは言えないというので過剰に楽しみにせず冷静に待ってみようかと思います。

それに現在Brexitで食糧危機始め、色々と悪いニュースが流れ混んでいる中でミュージシャン含めアーティストのヨーロッパへの渡航も制限されるようになるらしく僕らがヨーロッパへ出るのも、大陸のミュージシャン達がUKに入ってくるのも難しくなるようで「ミュージシャンの興行用特別パスポート」のシステムを作るために20万の署名が集まったにも関わらず政府には簡単に却下されてしまいました。

 

話は変わりますが大きなバンド、ストーンズにレッチリやフーファイターズのようなバンドを僕はコロナで大嫌いになってしまいました。若いミュージシャンを助けるでもなく、何もなかったかのようにコロナが収束に向かうとライブを始めるのを想像すると腹が立ってきます。

むしろ彼らが引退することが若手を救う事になると思うのですが。

 

 

現在個展をやるためにクラウドファンディングをしていまして目標100万円が集まり、もう感謝の言葉では足りないほど支援者の方々に感謝しています。

支援がもう少し増えると個展の期間・場所を増やしていけるのでさらなるご支援をお願いしたいと思っていますので、リンクに目を通していただけるととても嬉しいです。

 

日本に帰ってきた一番の理由は個展をやるためで良いものにしたいと思っているので宜しくお願いします。

クラウドファンディングリンク

お付き合いありがとうございました

 

 

Jay