70回目の投稿になります。
バルセロナには結局一ヶ月以上滞在してしまいました。
そんな滞在中にハマりにハマった料理がありまして、ペルー料理と日本料理の融合したものを『NIKKEI – 日系』と呼びます。
ペルーでは元々醤油を使う文化や生魚を食べる文化がありそれに日本料理のテイストを加えたものがこれに当たり、フレンチ、イタリアン、中華などのようにカテゴライズされているのですがバルセロナの滞在先の近くのお気に入りの『NIKKEI』レストランにすで毎週お世話になっていてこの料理を少し紹介してみます。
バルセロナはランチがとてもお得でビール、前菜、メイン、デザート、コーヒーで高くて€14(1800円以下)で食べる事が出来ます。
日本で同じ物を食べるとどれくらいの値段がするのか想像出来ませんがロンドンと比べると€14ではフィッシュ&チップスは買えると思いますがビールを付ける事は出来ないでしょう。
この値段でこれだけ美味しい物が食べれるのはロンドンには無い魅力です。
こちらがレストラン店内、友達と週多い時は 2回行っているので店員さん達にもすっかり顔を覚えられました。
左壁向こうにはまだテーブルがあります
奥
オーナーは日本で料理修行をしたそうです
暖簾がいい感じ
当然ランチは何曜日でもアルコールで始まります
こちらが『NIKKEI』で最も代表的な料理の一つで「セビーチェ」と言います。
ネットで日本語で検索して出てくるセビーチェには、セビーチェは一つもありませんでした(笑)
角切りの生の白身魚をライム・ジュースにつけると自然と『料理』され、それをタイガー・ミルク(虎色をした少しとろみのあるソース)と言われるソースに浸し、カリカリのトウモロコシとコリアンダー、紫玉ねぎが付け合わせて来るのは毎回変わらない定番です。
この時は初めて乗っていませんが、フライしたイカ、タコ、白身魚をさらに上に乗せるというのは日本人では想像しないかもしれませんが絶妙な組み合わせです。
このようなセビーチェ用のスプーンでいただきます
前菜のセビーチェでもなかなかの量ですがメイン、僕は白身魚をもらいましたが友人はビーフを頼んでいました。
今まで毎回メニューを見ずに「メインはご飯のやつで」というほど『NIKKEI』のチャーハン(と言って良いはず)が本当に美味しく毎回楽しみにしていましたがこの日はなぜか無くてガッカリしていると、まさかの無料サービスで作ってくれました。
これが最高なんです・・・脇の揚げたものは南米で取れるキャッサバという芋を揚げたものです。
デザートは他の店でもそうですが数品あるので実際に見せてくれるか、口で説明してくれます。
今回はこの中から選びます
選んだものにクリームやバニラアイスを添えて提供されます。
僕のはティラミス、友人のはパイナップルをCACHACA(カシャサ)と言うブラジルのお酒で煮たものを頼みました。
食後はこれも無料サービスでスペインもイタリアのレモンチェロのようなチュピートと言う食後酒をショットで飲みます。
このお店はメキシカン、ブラジリアンの要素も取り入れているのでメキシコの本当のテキーラと言われるメスカルのショットをくれました。
この後に仕事をするのは無理なので皆んなシエスタ(お昼寝)をするのでしょう(笑)
新型コロナでこれだけ経済が打撃を受けているにも関わらずシエスタを欠かさないスペイン人は流石と言う他ありませんね・・・・。
お付き合いありがとうございました
Jay