78回目の投稿になります。
観光客数世界一位のパリでの観光と言えば多々ある有名な建築物や美術館を訪れたり、ショッピングをする人が多いと思いますが(僕は一切買い物してません)、『ペール・ラシェーズ墓地』を紹介をしてみようかと思います。
THE DOORSは昔から大好きでしたが、高校生の頃に見た映画『The Doors』の印象が強く「いつか行ってみたいな」くらいのものでした。
歴史に名を残したミュージシャンは27歳で死ぬ者が多く、ボーカルのジム・モリソンも27歳の時にパリで死にました。
今見てもビートルズと活動時期が被ってたのがなんて贅沢な時代なんだと感じます。
THE DOORS/BREAK ON THROUGH
『ペール・ラシェーズ墓地』はパリ郊外にあるわけではなく割と街中にあるのでアクセスも簡単ですし散歩に良いかと思います。
墓地の敷地は広大なのでどこから入っても良く、僕はあえてメインゲートではない所から入りました。
ロンドンにもハイゲート墓地という広大な墓地があり僕はバンドメンバーとなぜかそこでたまに散歩がてら会うのですがそちらよりも随分歩く場所も広くて散歩に適していると感じました。
観光客風の人もちらほら見かけました
ただ散歩をしているのか、親族に会いに来たのか・・・・
普通のお墓もたくさんありますが
墓地で知り合い一緒に歩いてた人たちが「お前カメラマンならこれこれ!」と言うので見ると、なぜかカメラの墓場が
僕はこういうのを見ると正直、死んでまでこれほど無駄な敷地を取って自己主張が強すぎないか?と感じます
このような家よりデカイ墓を見ると何か功績はあるのでしょうが、本当はただの馬鹿なんじゃないかと思います
まずオスカー・ワイルドの墓を見に行きました、流石個性的・・・・
なんか跡があるな?と思うとキスマークでした、死んでまでモテ過ぎです、分けて欲しいですね
墓地全体がちょっとした丘になっていて景色も綺麗でした
休憩中の人達
本当に広い
迷いに迷います、聞く人もほとんど無し
途中でイギリス人二人に「ジム・モリソンの墓どこかわかる?」と言われ目的が同じなので一緒に探しました、ジムの墓はあまりに人気があるので柵で囲われ近付けないようになっています。
「馬鹿みたいにデカイ墓だとなんかガッカリだな」と思っていましたが小さくてホッとしました。
ジムはステージでもプライベートでもガムを噛みながらタバコ(とマリファナ)をいつも吸っていたので、「ジムの木」というのがあり、チューインガムにタバコを刺して置いていくのが葬い方法です。
日本でこんなことをやると衛生的じゃないとか汚いなーという声が聞こえそうですが僕は「シャレてるなー」と思いました(笑)
「JIM MORRISON 」の「J」
常日頃からジョン・レノンやボブ・マーリーが生きてたら世界も少しか違ったのかな、と妄想していますがジム・モリソンが今の世界を見たら何を言うかな、と言うのも考えました。
ミュージシャン達のために何か言ってくれるんでしょうか。
怒る音楽業界
こちらのニュースはイギリスBBCで今朝の記事です。
バーミンガムでも同様のミュージシャンによるデモが起こっていますが、日本はどうでしょう?
やはりミュージシャンやアート関係は政府に抗議活動をしているんでしょうか?
イギリスの経済相のRISHI SUNAKというクソは「ミュージシャンやアーティストはトレーニングをし直して他の仕事をすれば良い」と発言して大炎上しています。
これについてはどう考えるでしょう?
人によっては「その通りだ」と感じる人もいるかと思いますが、ミュージシャンはどんなに「一般の人から見て」苦しい、大変だと思われてもアート系当事者達は「これより楽しい人生なんてそうそうない」と本気で感じて生きている人種なので僕も腹ただしく感じます。
ところで今アマゾンで僕の写真が売られていまして、今ビームスや東急ハンズで商品にするのを話しているそうなので是非拝見してみてください。
お付き合いありがとうございました
JAY