先週スペイン・グランプリがバルセロナで終わり、現在これをモナコで書いています(正確にはイタリア)。
モナコが本当に美しすぎてちょっと目を信じられないくらいで色々書きたいのですがそれは次回で今回はバルセロナ・グランプリについて書こうと思います。
ロンドンからバルセロナへ地獄のドライブ
バルセロナに向けて先週、夜12時に家を出発し、ロンドンからドーバー海峡を渡るためフェリーに車ごと乗り、フランスに入国します。
ここから地獄の運転が始まるのですが、合計21時間の旅です(笑)
東京から鹿児島の端っこよりも先に行く距離で、「楽勝だろ」と思っていたんですけど予想よりはキツかったです・・・。
ロンドン出発の2日前に車のオイルやフィルターチェンジ、タイヤまで交換したのに、その交換したタイヤがフランスの山の中でパンクするという惨事が起きて、こまめに空気を入れながら予約したバルセロナ途中のフランスのAIRBNBに夜中12時きっかりに辿り着いたのですが、この時すでに17時間運転していました。
到着するとシャワーを浴びて死んだように眠りますが、朝はやってきます。
まずこの英語を話さないフランスの田舎でタイヤ交換が出来るのか、タイヤ屋があるのか?
AirBnBの人とも英語で全くコミュニケーションが取れず、Googleに教えてもらいながらタイヤ屋に辿り着くと、後輪タイヤを両方交換することになり、すでにこの旅のツイてない感じが漂っていますがタイヤを交換してもらい、再びバルセロナを目指します。
前日はタイヤに不安を抱えるまま真夜中の山越えが相当タフだったので、この日の4時間は楽勝に感じました(笑)
地獄の滞在先
昼頃に着くつも理がタイヤのせいで午後3時頃にAirBnBに着いたのですが、中に入って愕然としました。
僕の家の風呂ほどの大きさの部屋に、言葉では表現できないほど酷いバスルームで、とてもグランプリ期間を過ごせそうではなく、「フリーパーキング」と書いてあったのは宿から15分以上歩く謎の青空駐車場でした。
それでもホテルを取る余裕もないので、インスタグラムで「ヘルプ」の投稿をしたらドイツ人の友人が泊めてくれることになり、助かった・・・と思ったのですが、朝起きると弟から「部屋取っといたよ」とのメールが。弟が神に思えました。
これで二日後にホテルに移動することになったのでほとんどホテルで過ごしていませんがいた間はとても快適な滞在になりました。
地獄の金曜日
木曜日、メディア・アクテビティーの日で、コース上では何もないのですがルイスを撮りに行こうと思ったら、まさかの来ませんでした。
モナコでメルセデスのイベントがあったらしく、ドライバーは2人ともモナコにいたんですね。
異常気象で灼熱の中「来ないなら言えよ」とぶつぶつ文句を言うフォトグラファー達もちらほら。
木曜は特に何もなく、フリー走行1、2がある金曜日です。
ルイスがやってきます
ランド・ノリス
ピエール・ガスリーとマックス・フェルスタッペンが談笑
ルクレールは早く来ているファンと話をしてあげてました
金曜日から土曜日はフリー走行(車の調整・データ取り)が3回行われた後、予選のタイムアタックがあります。
金曜日はそのフリー走行1と2の日で、今回も前回と同じく抽選をして、FP1とFP3が当たりました。
これも結構複雑で、一度はピットレーンに入りたいので抽選に申し込むんですけど、全部当たったり二つ当たると、心の中で「サーキットの写真も撮りたいんだけどな・・・」と思ってしまいます。
と言うわけどピットレーンに行ってみます。
我らが日本人ドライバー、角田君
ルイス・ハミルトン
フェラーリ、シャルル・ルクレール
レッドブルのマックス、準備中
マクラーレンの車は問題があったよう
ノリスが不満そうです
こんな感じでピットレーンを撮り、次はサーキットに出ます、バルセロナは結構フォトグラファー用のシャトルがちゃんとしていて楽かな?思いきや季節外れの暑さで汗だくです。
アストン・マーチン
ストレートを走るレッドブル
もう一枚レッドブル
帰り際にはランド・ノリスが卓球してました、下手くそでした笑
こんな感じで金曜は撮影したのですが、宿の事を考えるとイマイチテンションが上がりませんが、サーキット近くのカフェで晩御飯を食べて宿に帰って休むことにしました。
カフェを出て、さて帰るか、と思ったら車の窓ガラスが破られていました・・・
テンションを上げるどころかダダ下がりですが、弟が取ってくれたホテルだけが心の支えになりました・・・ホテルの駐車場も地下にあるので修理のことは月曜に考えることにして取り敢えずはグランプリに集中することにしました。
後半へ続く・・・・
Jay