ロックダウン中に姿を変えて行く街 – セントラル・ロンドン風景 –

52回目の投稿になります。

 

写真はSOHOというエリアの劇場前です。

 

最近ロックダウンの終わりが(無理やり終わらせる感は否めませんが)見えてきたのでライブ・ミュージックはまだまだ戻らないでしょうがミュージシャン達と連絡を取り始めました。

彼らは僕の大好きなロンドンのジャズバンドです。

僕のよく行っていたバーでも何度もライブをしていました。

THE VELS TRIO/ THE WAD

 

ロンドンは至るところで道が掘り起こされています。

僕の住んでいるポートベロー・ロードというメイン通りの工事は終わりましたが、他のエリアでは未だG-COMPANYという謎の会社がせっせと5Gの工事を行っています。

SOHOも例外ではありません、これは例えてみるならばススキノのメイン通りのようなところです。

 

 

普段夜中遅くまで開いている店のほとんどが窓に板を打ち付けておりノッティング・ヒル・カーニバル前のウエスト・ロンドンの様な雰囲気を出しています。

今度またきちんと詳しく書こうと思いますが以前の投稿『ヨーロッパ最大ストリート・フェス、ノッティング・ヒル・カーニバル』で触れているので是非読んで見てください。

 

後ろから撮っていると結局気になって知り合いになりました。

街中で会話をしたのは彼だけです。

 

チャイナタウンの道路はすでに掘り返されて戻された後です。

一ヶ月前に来た時はまだ工事をしていました。

 

まさかの一件だけ中華屋が開いていました。

 

「うわっ誰かいる!!」とたまに叫びそうになりますが99%ホームレスの人達。

この状況でホームレスなど考えただけで体に悪そうです。

 

 

 

完全に要塞化している強者もいます・・・・

 

 

リージェントストリートの道路はロックダウン開始すぐに工事が始まりましたが現在は「自転車レーン」の工事が進められています。

細い道が更に細くなり最近車がめちゃくちゃ運転しにくくなったのは言うまでもありません。

日本の法定速度の1.5倍のスピードを3倍の荒さで運転するイギリス人です、一体どうするつもりなのでしょうか。

 

なんというか、誰も居ないはずなので人を見ると不必要に驚いてしまいます(笑)

 

ここ最近、天気の良い日は人々が夜10時頃に暗くなるまでスーパーで酒を買いストリートパーティーを繰り広げるようになっています。

散乱する飲み物が入っていた空き缶にプラスチックのボトル、食べ残された食料、笑気ガスを吸い終わって捨てられた風船、タバコの吸殻。

「3ヶ月もロックダウンで何も出来なくて楽しみにしていたのはパーティーだけなのか?」

と大いに疑問に思ってしまいました。

ロックダウンでこれだけ自然環境が改善されたのは明らかなのにも関わらず、人間の営みは何も改善する事なく「経済を回す」という欲望だけでまた元に戻ってしまうのでしょうか。

 

スウェーデンなどは「80歳以上のコロナウィルス感染者に対して処置はしない」と決めましたね。

これには皆さんどう思いますか?

 

お付き合いありがとうございました。

 

Jay