イギリスにライブミュージックが戻ってくる日・ロックダウンの終わり

96回目の投稿になります。

随分久し振りの投稿になってしまいました、写真展をやろうと色々動き回りブログを書く体力が残っていませんでした・・・。

緊急事態宣言から一年が経ち、もう意味がなくなったと思ったので数えるのをやめました。

HOPETON LEWIS + THE DYNAMITES/ START ALL OVER AGAIN 

半年に渡るロックダウンの終わり

イギリスでは二ヶ月振りに学校が開き、4月12日からパブやレストランの外の席がオープン出来ることになりました。

イギリスのロックダウン解除への道

これによると、今月29 日から「家を出ても良いけど地元にいる事」「会うのは同時に6人まで、庭でもOK」「例外を除き海外渡航禁止」と、緩くなったのか、なっていないのか良く分からない事になるのがSTEP1。

次にSTEP2の4月12日、「ヘアー・ネイルサロンの再開」「ジムの再開、一緒に行って良いのは家族だけ、そうでなければ一人で行く事」「葬式30人までOK、通夜は15人まで」「動物園とテーマパーク再開、インドアはダメ」とまたイマイチよくわかりません。

STEP3、5月17日、このあたりで少し変わってきます。

「公園や庭で30人までの集まりOK(庭で30人で集まる事は日本では無いでしょうw)」「人数制限でパブ、バー、映画館、美術館の再開(生活感が出てきました)」「野外で4000人のイベント開催、サッカースタジアムで10000人収容可」など少し今の日本のようになります。

最後のSTEP4、6月21日から「ナイトクラブやライブハウスなどが再オープン」、ただしこれらの日程は最速の場合で全ての段階においてこれより早い再開はない、と言うことです。

この政府の発表後、僕のバンドにもライブのブッキングが1年振りに入ってきていてバンドメンバーも興奮していますが、メンバーも僕自身もまだイギリス政府の考えるように事が進むとは信じられないので飛行機のチケットはまだ取っていません。

ですが早ければ5月末頃にロンドンの空気を吸いに帰るかもしれません。

友達と話しても「クソつまんねー」「帰ってこない方がいいよ」と、どう考えても今は日本の状況の方が良いのは間違いないと思いますが少しだけ、ロンドンが恋しくなってきています(笑)

変わらないイギリス人

日本は色々な事がコロナで変わってきている、これからも変わるかもしれないのを感じます。

僕はライブが好きなので以前のようなライブの無い世界はクソつまらないと思いますが、イギリス人も同じようで政府がロックダウンの終了を発表した後、野外フェスのチケットが例年の6倍の売り上げになったようです、凄いですよね、もう皆んな我慢の限界なんでしょう・・・。

もう一年くらい勝手に自粛を続けるであろう日本とは凄い違いだと思います、またロックダウンになりそうな予感もしますがこのイギリスの国民性・・・僕は大好きです。

ライブのブッキングが入ってきてるとバンドのボーカルから電話が掛かってきた次の日、とても残念な事に野外フェスに参加するミュージシャンとファンはワクチン接種をする事という記事が出ました。

ストーン・ローゼスのイアン・ブラウンはワクチンを拒否して大型フェスのヘッドライナーを辞退したようです。

他にもレゲェ関係の人たちは最後まで抵抗するような気がしますがどうなっていくのか、まだライブ・ミュージックの未来ははっきりとしませんが、イギリス人達は元に戻って欲しいと思っているのは間違いなさそうなので少し安心しました。

 

ところで札幌、東京での写真展が決まりました。

たくさんの人のヘルプを頂いてどれだけ感謝しても足りないほどです。

東京の日程は4月、札幌は今月末なので多くの人に来ていただけると嬉しいです。

個展記事

 

 

お付き合いありがとうございました

 

Jay