46回目の投稿になります。
写真はロンドンのど真ん中にあるトラファルガー・スクエアとナショナルギャラリーです。
ナショナル・ギャラリーは宗教画、肖像画、風景画など数百年前からの古典が楽しめるギャラリーです。
現在アメリカ、ミネアポリスでデモが始まってから10日余りが経ちました。
僕は黒人の友達が結構多いので色々入ってくるのですが今回はそういったおそらく日本では報道されないであろう事を結果だけ書いていこうと思います。
海外の友人が多い方は読んだ方もいるのではないでしょうか?
全てではなく抜粋していますがこれを通して世界の変化を感じ、差別について少しでも考えて頂けると幸いです。
アメリカ国内
・ミネアポリス(ジョージ・フロイドが殺された州)での警官の首をチョークしての拘束禁止
・ジョージフロイドの第三級殺人を二級殺人へ
・ルイスビルの市長、市内全体の警察官からの報告書の見直し決定
・ニュージャージー州、20年振りに警察の武力行使ガイドライン見直し決定
・ロサンゼルス警察(LAPD)、約1900億円コストカット決定
・不正当な行動をCCTVに撮られた警官たちの解雇が各都市で進む
・バージニア、アラバマ他各都市で征服者たちの銅像の撤去
・ホワイトハウス前のストリート名を『BLACK LIVES MATTER PLAZA』に変更
・ワシントンDCから軍撤退
世界各国でのデモ
イギリス- 前回の記事に書いたのでよろしければ是非。
オランダ、アムステルダムで10,000人がダム広場でデモをしたのを初め、ドイツ、イタリア、フランス、アイルランド、スペイン、ベルギー、デンマーク、ギリシャ、ポーランド、カナダ、ニュージーランドなどで行われました。
メキシコ、ポーランドでは大規模デモはありませんでしたがアメリカ大使館前にジョージ・フロイドの写真に花やキャンドルが添えて置かれました。
シリアでは空爆によって破壊された街の壁にアーティストが追悼のアートを描いています。
世界は変わるのか?
これだけの事が起こっても正直僕にはまだ「人種差別」という問題は一生消えないか、あと100年以上はかかると思います。
デモにも行きましたし最近は随分と調べていますが調べれば調べるほど教育と時間が必要だなと感じてしまいます。
チャンスと教育を黒人・白人に平等に与えなければいけませんがそれが「やってやっている」のではなく「当然の事」として世界が回っていくには・・・相当の時間がかかるでしょう。
ベルギーなど、1950年代まで「人間動物園」と称して黒人の子供を檻に入れて楽しんでいた人間たちです。
もう病気としか僕には思えません。
現在ロックダウンも80日に突入しようかと思います。
中国のロックダウン解除後、大気汚染レベルはあっさりと元に戻りました。
地球温暖化を抑えるために定められた汚染レベルは、今年いっぱいと設けられた基準は2月にすでに超えてしまっていました。
ロックダウンで「生活ができない」「暇だ」と嘆いている強欲な人間たちは、人間たちのせいで「一生ロックダウンされている」動物たちを見に動物園や水族館に行くのが楽しみなようです。
買い物もそんなに大事なのでしょうか。
いつまでインターネットで何でも調べられるこの時代に、たった数人のため一人の人間が車やバイクを運転し食料を届けなければならないのでしょうか。
世界で叫ばれているように、結局今は一番「愛」と「優しさ」が求められている時代だと思います。
人間同士だけでなく、地球の生き物、環境に対しても。
お付き合いありがとうございました。
Jay