姿を変えて行く街 / ロバート・キャパ

21回目の投稿になります。

 

 

写真はロンドン中心部から少し北へ行ったカムデン・タウンというところのマーケットの外です。

 

 

このエリアはライブハウス、パブ、バーが多いエリアで昔はこのエリアに良く遊びに来ていました。

 

僕がイギリスに来た2002年はまだインターネットが普及していない時代は何をするにも今より大変でしたが面白い時代だったなと感じます。

 

 

これは以前にも載せてしまったのですが(順番を間違えました・・・)、まさにこのマーケットの中の普段の様子です。

 

 

 

「エッジ」がある街とは面白いもので、その魅力が人を呼びますが他所から来た人たちによって元あった物が壊されてメインストリーム化したつまらないものになってしまう、というのがロンドンの多くのエリアで起こってしまいました。

 

 

このエリアも夜は相当ラフなエリアでしたが今は整備が進みマーケット内部もすっかり綺麗になりました。

 

 

ノッティングヒルという僕が住んでいるエリアや東ロンドンが良い例えになると思います、「エッジ」のあった頃は確かに治安も悪かったのですがこれも「地球の歩き方」や「るるぶ」の感覚であって僕には全く当てはまらないのはロンドンに来てすぐに気がつきました。

 

 

「シーン」の中にいる感覚というのがエリアが「普通」になって行くとともに薄れていき変わって行くのを見るのは残念な事です。

 

 

友人がカムデンのマーケット内で働いているのでアルバイトのフリをして一緒に中に入れてくれたのですが全く人の居ないカムデンのマーケットを歩けたのは貴重な経験でした。

 

 

 

 

 

運河沿いにはナローボートが停泊していました

 

 

 

広いマーケットの中で1店舗だけ宅配用のピザを焼いている店がありました

 

 

ロックダウンを利用してなのかロンドンでは至るところで工事が行われていて元の生活に戻った時に様変わりしてしまっているエリアがあるのではないかと思うほどです。

 

マーケット内も工事をしていて撮れないところもありました。

 

今となっては逆に人で溢れているストリートを想像する方が難しいかもしれません。

 

 

 

 

このブログを読む方は僕がいつも外出しているように思うかもしれません。

 

 

時間、場所にもちろん注意して濃厚接触もしていませんが、気分を害する方がいるのも重々承知しています。

 

 

昼間公園に行く時はもちろん誰ともたっぷり距離がありますし、正直僕はスーパーで並ぶのも嫌なので夜10時半に近くのスーパーが閉まるギリギリ、誰もいないような時間帯に行くようにしていますので、生活の中で人と接触することは皆無です。

 

閉店直前のスーパーは品薄の時もありますが人混みの中に行くよりはマシに感じます。

 

 

 

ロバート・キャパをご存知でしょうか?

 

僕は写真を見ても「凄いな」「綺麗だな」と思うだけで自分でカメラを持つなどそれ以上踏み込んだことはなかったのですが、ロバート・キャパと不肖宮島(これもキャパの記事も面白かったです)は学生の頃から大好きで本を読みました。

 

 

二人とも戦場カメラマンですね。

 

 

ロバート・キャパの「本物になれないのはあと半歩を超えられないから」という言葉があります。

写真だけでなくあらゆる事に例えられる心に留めてある言葉の一つです。

 

僕の行動が「超える」と言えるのかは全くの疑問ですが僕はもう上手、下手は関係なく写真を撮るのが好きになってしまったので今のような生活を続けます。

 

 

写真もブログも、ロックダウン中でなければ絶対に始められない事でした。

 

 

ロックダウンが終わってからも続けられたら良いな、と思います。

 

 

 

Youtubeなのですが・・・・・2回目の投稿をアップしました。

 

 

初めてこういう動画の編集をやってみましたが、今までバンドのミュージックビデオを作ってもらって来た人たちに謝りたい気分です。

 

いかに大変なのかが良くわかりましたがYouTubeも続けていこうと思います。

プロフィールのアイコンから僕のページに飛べるようになっていますので宜しければ是非ご覧ください。

 

 

 

お付き合いありがとうございました

 

 

 

Jay