バーで使える簡単でカッコいい英語5選!とイギリスのパブ文化

ノッティングヒル、ノーランドスクエアの写真

35回目の投稿になります。

 

 

写真は僕の住んでいる家の面している広場です。

フリーメイソンの最終章はどこまで書くか考える時間を少々ください。

 

BOB DYLAN/SONG TO WOODY

 

イギリスのパブ文化

 

現在扉を鎖ているパブの営業開始は早ければ午前10時、通常は午後0時からオープンしクローズは夜11時となっています。

イギリスはどのような事業体系の店舗でもライセンスなどビジネスをするのに制約があるのですが、イギリスでビジネス経営を始める事についてはまたいつか書こうと思います。

一言で「パブ」と言っても食事を提供している店、そうでない店、ライブミュージックの有無、BGMの音楽の有無などその街、エリアで店の色というのがあるのですが最初はどこも同じに見えて「良いパブ」の判断を出来るようになるのは少々時間がかかるかもしれません。

 

コロナ収束後にはおそらくライブミュージックのある店ではソロ・アーティストから演奏が許可されていくのが予想されます。

 

僕は子供の頃テレビから流れている音楽番組を見て興味を持ったことは一度もありませんでした。

むしろアイドルやビジュアル系と言われるバンドの全盛期で、子供ながら「こんな格好悪い事は死んでもやりたくない」と感じミュージシャンなど尊敬どころか頭がおかしくてダサいものだと思っていました。

中学生の時に洋楽を聴いて「日本の音楽と全然違うじゃないか!」と衝撃を受けそれ以来ずっと音楽に恋をしていますが、ミュージシャンの頭がおかしいのは正解でした。

因みに今は日本の音楽にも物凄くカッコいいものがあるのを知り聴いたりもします。

バーテンダーも正直「イケすかない女好きの調子コイた奴ら」というイメージしかなく格好良いなど一ミリも思った事はありませんでしたが、ロンドンに来てバーテンダーを見て格好良い事に気づきました。

これも女好きなのは正解でしたが(笑)

 

イギリスの店は日本のようにスタッフがテーブルに連れて行ってくれるのではなく99%はカウンターで全て済ませるシステムのため100人の客を3、4人で回す店などもあり、こちらのバーやパブは日本の飲食店とは随分違います。

昔は『アイルランド人と犬、出入り禁止』とドアに書かれていたりパブへの入り口のドアが正面と裏にあり正面は上流階級、後ろは下層階級の入り口で飲む場所も別々の店があったりと、当時の名残を残す面白い店が多々あります。

 

イギリス人誰もが愛するパブ巡りで飽きる事はありません、「ロンドンに飽きた者は人生に飽きたのだ」という有名な言葉があるほどです。

ちなみに、パブで日本のバーにあるようなアルコールの入っているのかわからないような弱いドリンクはほぼ無く、カルーアミルクやカシスソーダなどと言うと「頭おかしいんじゃないか」と思われます。

 

僕はバーテンダーをしばらくやりましたがカクテルを作る時に「弱めで」という注文を受けるのはおそらく1年に一回以下で、「強めで」とは毎日のように言われます(笑)

 

今回はそんなイギリス人に命を懸けて愛されているバー・パブで使えるカッコいい英語5選、あげてみようかと思います。

過去にも英語の記事を書いているので是非そちらもご覧ください。

パブ・バーで使える簡単でカッコいい英語5選!

 

HOW’S LIFE?

まずバーに着いたらまず挨拶ですよね、店員と「元気してる?」「ああ良い感じだよ、君は?」「悪くないよ」「良いね、何飲む?」と言う流れになるかと思います。

「元気してる?」と言うのはこちらから聞いてもOKで、僕は半々ですね。

ただこれだけ言っても、「How are you?」「How have you been?」「How are you doing?」「How’s it going?」「How’s tricks?」「What are you up to?」「Are you alright?」など全て同じ意味です。

その中でも僕のお気に入りはこの「How’s life?」で直訳すると「生活/人生はどう?」です。

そうすると「I’m good thanks, how about…..」と帰ってくるはずなので「Not too bad man, I can’t complain」、「悪くないよ、文句は言えないね」とやや食い気味に行くよう僕はもう決めてかかっているようなモノですが「お、なんかフレンドリーなの来たぞ」と思わせるのには十分でしょう。

 

SURPRISE ME.

「驚かせてよ」という意味ですが、バーカウンターで「注文は」と言われた後に「Surprise me」と言うと良いBARならばニコッと笑ってそのバーテンダーがあなたを喜ばせようと考えてくれるはずです。

飲めない物があれば「I can drink anything but ○○」と言えば「〇〇以外なら何でも飲めるよ」と言えば良いです。

ただし明らかに混んでいるバーで使うのはやめましょう、僕のようなバーテンダーに当たってしまうと「空気読めよ」と露骨に嫌な顔をされてしまいます。

NEAT.

一般的にこの言葉を使う時は「良い感じ」と言うニュアンスで、「COOL」に近いかと思いますが、ウィスキーなどを日本語で言う「ストレート」で飲む時、「NEATで」と言います。

ストレートでももちろんOKですが、こう頼む人もいます。

他に、シングルかダブルかを聞かれた時に「Nice double please」などと言うと『良い感じ』のダブルを入れてくれるでしょう笑

 

WHAT’S THE DAMAGE?

「会計いくら?」という意味で「財布へのダメージはどれくらい?」という事ですね。

これは映画で見て一度知ると周りで頻繁に使われている事に気付きました、なかなか格好良い言い方だと思います。

 

それでは最後に

ONE FOR THE ROAD

「家路のための一杯」が直訳ですね。

「Can I have one for the road?」と言えば「最後の一杯もらえる?」と言えます。

 

バーテンダーに「would you like to drink?」「なんか飲む?」などと聞いてあげると好意を受け取る受け取らないは抜きにして次からサーブしてくれるのが少し早くなるかもしれませんね。

他にチップ文化は無いとガイドブックなどには書いてあると思いますが、渡してあげるとスタッフが喜ぶのはどこの国でも同じです。

パブ文化についてはもっと詳しくいつか書こうと思います。

 

また旅行が出来る様になったらいつかロンドンのパブに飲みに来てくださいね。

 

お付き合いありがとうございました。

 

 

Jay