緊急事態宣言前にするべき事

ノッティングヒルカーニバル

 

6回目の投稿です。

 

一日一回と決めていましたが、政府がまさかの緊急事態宣言を予告したので急いで書こうと思います。

 

写真は毎年8月最終日曜、月曜に行われるヨーロッパ最大のストリート・フェスティバル、NOTTING HILL CARNIVALです。

今年は・・・・・キャンセルでしょうね。

 

現在イギリス時間は朝4時なので日本は正午過ぎですね。

 

まず必要な物は食料ですがどのくらいの量が必要なのかは気になるとこでしょう。

 

言い方はおかしいかもしれませんが自粛生活にも「慣れ」がきます。

 

もちろん人それぞれですが、心の中に「小さな安心」を手に入れるために1週間分ほどの食料を確保するのは良いと思います。

 

 

ですがお願いします、常識を外れた買い溜めはやめて下さい。

 

 

いくつか理由があります。

 

まず僕らが住んでいるような国は、工場が生産稼動率をニーズに合わせて決めていますよね。

このような事態の時には国が工場に稼動率を○○%上げるように指示を出すのでしばらくの間は生活がしていけるようになっているので必要ありません。

 

そして緊急事態宣言中、更に忙しく働く事になる人たちが、KEY WORKERです。

 

医療従事者、運送関係者、生活必需品店関係者など、残った社会を回す「KEY」になる方々です。

 

これから数ヶ月間彼らがスムーズに働ける環境を作らないといけません。

 

不要の外出をしないのもKEY WORKERの人達のためです、自分がコロナにかからないためじゃありません。

 

僕たちが買い溜めをするせいで24時間寝ずに病院で働いた人が、仕事終わりにスーパーに行くと食料が無くて泣き崩れる所を想像して下さい。

 

これらは、イギリスですでに起きた失敗です。

 

人々は気づいて考えを正しましたが、これは日本で起きる必要はありません。

買い溜めは不安や恐怖から引き起こされる行動なのはよくわかりますが少しだけ周りのために勇気を持ってください。

 

それに日本がヨーロッパのようなハードロックダウンになるとは思えないですし、という事は外出(おそらく1日1回本当に必要な時に限られるでしょうが)は出来ます。

 

買い溜めをした人に見られる傾向ですが家を出れるのに出ませんよね、後で出なかった事をきっと後悔します。

 

最終的に外出は食料品を買いに行く時だけしか出来なくなるんです。

 

街の雰囲気も変わり治安も悪くなるかもしれません。

 

なので出れるときは人との距離を開けつつ5分でも外出はした方が良いです。

 

自分の生活の中で最低限何が必要かを良く考えて、今日、明日で用意してください。

「これがない」「あれもない」というのは正直結構なストレスです。

 

ですがお年寄りやKEY WORKERの方の為に、くれぐれも無駄な買い物と買い溜めは控える事を失敗を見た者としてお願いします。

 

一人で住んでいるお年寄りで、買い溜めをしたくても出来ない方などもいるんですから、周りのために少しだけ買い溜めしない勇気を出しましょう。

 

AMAZONやUBER EATSなどはまだ動き続けるので安心して下さい、そこで買い物は続けられますが4日前に頼んだプロテインがまだ届いていないのでAMAZONもいずれ機能しなくなるかもしれません。

 

他に例えば軽い運動が出来るチューブなど何でもいいので少しでも体を動かせる物があると重宝する事になるはずです。

 

緊急事態宣言が始まっても飲食店のテイクアウェイは続きます。

 

UBER EATSを毎日オーダーする方もいるかもしれませんし、僕たちもこれだけで食事面はいつまでも大丈夫なんじゃないかとタカをくくっていました。

 

それがどの程度のペースかはわかりませんが、無くなるんです。

 

運送が全て医療と日用品に回され一般の娯楽面などに手が回らなくなり更に生活が現実離れしていきます。

 

ここからほぼ国民の100%自炊生活という信じられない事態が起こるのですが、ここからが本当のロックダウンの始まりです。

 

こういう状態に入るまでにどれだけ準備が出来たかで物凄い影響が出ます。

 

ストレスなく、可能な限り心に余裕を持ってこの状況を乗り越える準備をして下さい。

 

もう一度言います、物理的に必要な物は1週間分の生活用品だけで大丈夫です。

 

買い溜めをしたいのであれば緊急事態宣言が始まった後に、買い物の時は少し多めに買うようにすれば周りに影響が出ない範囲で十分に蓄えが出来るはずです

 

あまり長くなっても良くないと思いますのでこの辺にしておきます、心の中に少しだけ周りの事を考えるスペースをあけておいてあげて下さいね。

 

 

頑張りましょう!!

 

 

 

Jay