緊張のロックダウン突入前夜 /  首相会見 / フェイクニュース

ポルトガルの高速道路

5回目の投稿になります。

 

 

写真はヨーロッパツアー中に通り綺麗だなと思ったポルトガルの高速道路です。

 

僕はミュージシャンの醍醐味はツアーだと思います。毎日新しい街を訪れ、その土地で出会う人は皆んな僕たちに会うのを楽しみにしていてくれていた人達です。

 

しかもそれをお金をもらいながら最高の仲間達とするんです。数週間、長ければ1ヶ月も。

 

現実とは信じられないほど過酷なツアーもありますが、最高な旅の方法だと思いませんか?

 

またツアーをやれる日々が来るのを待ち切れません。

 

過酷なツアーについても後に書いていこうと思います。

 

 

 

 

今日もロンドンは雲一つない快晴でした。公園に行って少し体を動かすと良いリフレッシュになりました。

 

このように天気が良いと、想像していた通りですが外出禁止を守れない人々が家から出て来ます。

 

家の一番近くの公園は警察が来て居座る人たちを解散させていました。

 

あまりに天気が良く、公園で寝そべりながらレゲェを聞いているとロックダウン中だという事を忘れてしまいそうになりました。

 

この曲がロックダウン中の状況にあまりにピッタリだったので、歌詞付きのビデオを探しました。

 

 

曲名は「NICE TIME」。これから先、世の中の変化の中で何が「NICE TIME」の定義になるのでしょうか。

人々が幸せを感じる定義も、感じる「べき」定義も変わって来るかもしれません。

 

 

家から出られなくても外食やデートが出来なくても愛する人と同じ屋根の下で安全なのならば、幸せです。

 

毎日ご飯が食べれれば幸せですし、お風呂に入れて綺麗なベッドの中で眠れるのは最高に幸せです。

 

 

一方で高級車や時計、ブランド品が何の役にも立たない事に気付き、それを手に入れる力がある人はそれを使って他者を幸せにする事に気づくかもしれません。

 

このロックダウン中はいかにポジティブでいるかとても重要だと感じていますが小さな事に感謝をしつつ「満足」するというのもロックダウンを乗り切る上で大切な事です。

 

僕も今までどれほど人間が恵まれていたのかを再確認しました。

 

イギリスがロックダウンに突入したのは3月23日月曜日でした。

 

そのちょうど1週間前頃からバンクと呼ばれる金融街や観光の中心部から既に人は消えていましたがパブ、レストラン、カフェなどで店を閉めるところも現れ始め、いよいよ街の様子が変わっていくのを感じました。

 

人々が仕事を失い始め日本人の留学生、ワーホリ、駐在員たちは一斉に帰国を始めました。

 

僕の周りでも永住権を持っていて人生の基盤がイギリスにある人以外はほとんど残っていないのではないのでしょうか。

 

現在日本郵政は126カ国への国際郵便発送をストップしていますし、JALは一日わずか二便になっている状況です。

 

おそらく一度国境を閉じた後は再び開くまで相当の時間がかかるでしょうし、海外旅行が身近なものでは無くなるかもしれませんね。

 

16日の月曜から徐々に街から人影がなくなり始め、僕も家の向かいのパブのオーナーから「最後の最後までオープンするよ」という言葉を聞いたのがロックダウン前最後の木曜日でした。

 

ボリス首相はほぼ毎日夕方にテレビで記者会見をしていたのですが、木曜日の会見で次の日からパブやカフェ、レストランはクローズというように発表があり週末に人が集まるのを防ぎました。

 

今の日本のようですね。

 

木曜に発表があるとは思いませんでしたが、美術館などが次々に扉を閉じていっていたのでこうなる事は予測できました。

 

ボリス首相の会見は毎回安倍総理のように振り仮名の振ってある紙を読んで終わりではなく、予想以上に堂々としたものでマスク2枚の衝撃ほどではありませんが少々驚きではありました。

 

週末の金曜、土曜とSNSやWHATSAPP(海外版LINEのようなもの)で、ニュースが次々と送られて来ました。

 

南ロンドンに配置されている軍隊の写真、北からロンドンに向かい高速道路を走る戦車の列のビデオ、王室の広報から漏れたというフィリップ殿下コロナ感染説、警察関係から漏れたというマーシャル・ロー発動説。

 

日本のマスク2枚説もフェイクニュースかと思い母親に確認しましたが本当の事でした。

 

マーシャル・ローというのはまだ日本では聞き慣れていない言葉なのではないでしょうか。

 

これは戒厳令の事です。マーシャル・ローが発動されるという事は、移動の自由など、国民の権利を保証する法律などが効力を停止し、法律上は国の全ての権限を軍部の下に置くことが出来る、というもので文字通り戦争体制です。

 

もし憲法が変わっていたら日本にも存在していたかもしれませんが、さすがにマーシャル・ローの発動は誰も信じていませんでした。

 

そして、日曜日が来ました。

 

数人から夜6時にボリスが国民に向けてスピーチをすると知らされました。

 

 

その内容が「明日からロックダウン」でした。

 

 

今までどこの国もロックダウンは突然でした。

 

悠長に「準備」という名の優柔不断を続ける日本とは違いヨーロッパでは物凄く早いテンポで毎日の状況が変わっていったので、外れてしまいましたが僕は日本のロックダウンは今日始まると思っていました。

 

本当に政府が準備をしているのならば良いですが・・・・・・結果はいずれわかるでしょう。

 

とにかく日本以外の国は1日も早い決断が必要だったという事だと思います。

 

ロックダウン前の静まり返った夜、僕は正直チャンスだと思い夜のロンドンのドライブに出掛けて誰一人歩いていないトラファルガースクエア、一件のレストランもオープンしていないチャイナタウン、もう誰も乗せていないロンドン・アイなどを見て回りました。

 

 

正直、とても綺麗でした。

 

 

写真もいずれ載せてみようかと思います。

 

他にここ数日つくづく思うのですが今20代前半の若者たち、彼らが本当に可哀想だと思いませんか?

 

20代の時にウィルスによって人生に1年もの空白を空けられる事を想像すると気が狂いそうになります。

 

 

日本に帰らざるを得なかったワーホリの子達、何年も、何回も抽選に外れてやっと当たった人生で二度と来ない2年間が家にいるだけで過ぎていくなど、自分なら悔しくて泣いていると思います。

 

このような事を考えているとキリがありませんが、苦しい時には想像力を働かせてください、まだまだ頑張れるはずです。

 

一方で物凄い力技を使っている国もありますね。

 

ONE NATION BANNED THE WORD ‘CORONAVIRUS’ TO SUPPRESS INFORMATION ABOUT THE PANDEMIC

 

トルクメニスタンではコロナウィルスという言葉を発するのが禁止になりました(笑)

 

 

これはもう言論統制が凄すぎて笑うしか無いですよね、一体どうするつもりなのでしょうか?

 

 

 

最後に少しだけヨーロッパの状況を。

 

イギリス、イタリア、ドイツを比べてみましょう。

 

100万人に対する死亡人数

 

イギリス – 53人

イタリア – 234人

ドイツ – 13人

 

100万人に対するICUの数

 

イギリス – 7床

イタリア – 12床

ドイツ – 30床

 

 

ドイツ、優秀ですよね。

 

検査数の異常に少ない日本ですが、イギリスは週5万件、ドイツは週50万件のPCR検査を実施しています。

 

ドイツは検査で陰性だった人達から社会に戻るのを検討しているようですが、日本のような検査数の国は一体どうやって社会を戻すつもりなんでしょう・・・・・・。

 

世界各国の国境が封鎖されていっているのは一軒家を塀で囲うのに似ています、この後各国政府による国民への対応や扱いに差が顕著になるにつれ、些細な事で隣の国の芝生が青く見えてしまう時代が来るのかもしれません。

 

明日は緊急事態宣言解除についての意見で割れる未だに共有出来ていない意識の違い、この状況を利用し水面下で進む5Gテクノロジー利権、次々と逮捕される犯罪者たちについて書いていきます。

 

他に富豪と言われる人たちが何をしているのか気になると思います、その辺りも書こうと思いますのでよろしくお願いします。

 

 

ところで緊急事態宣言以外の事を書いたり他にも写真を載せたりしたいのですが、タイミングがわからなくなってしまいました。

 

 

お付き合いありがとうございました。

 

 

 

 

Jay