随分久しぶりの投稿、というか前投稿『F1の闇と理不尽、発展途上国で開催するという事』から今年最初の投稿になります。
一月末からロス・アリゾナへ毎年恒例化石を追う旅からロンドンへ帰り、日本にSuper Formula、東京ファッションウィークと連続でオフィシャルで入った後、そのまま中国グランプリへ・・・現在実家の札幌に帰ってきてこれを書いています。
福岡にある「買える化石博物館」、友達がやってるお店でマジで面白いので福岡に行く機会があれば是非!
Yuki君がレッドブルへ昇格
いやぁーやばいっすねぇ(笑)
それ以外の言葉がないです、凄いとしか。
F1ファン歴5年目の自分ですが、我ながら良いタイミングでファンになったな、と思います。
昨年のテスト後、外国人フォトグラファーでも、「ユーキじゃないとおかしくね?何?差別?」と彼が最初から選ばれないとおかしい、と感じていた人も多い中、遂に昇格、しかも日本グランプリからHondaの特別仕様車でデビュー、カペタのリアル版・続編を見せられている気分です。
このニュースが出て真っ先に「もっと多くの人が知ってくれたら良いのになぁ」と思う人は日本のF1ファンの中には少なくないと思います。
大谷翔平選手が世界的スーパースターと煽りまくる日本のメディアも悪いですけど、彼がこれだけの扱いを受けるならユーキ君も少なくとも同じくらい報道してくれても良いと思うんですよね・・・。
ヨーロッパの僕の友達で大谷翔平を知っている人がいないため、何度も「こんなにスゲェ日本人がいるんだぜ」と説明してきました(笑)
でもいつも思うのが「なぜサッカーを選んでくれなかったんだ・・・」ということで、サッカーだったたら本当に世界で有名になってたかも、と勝手に想像しちゃいます。
決してベースボールを馬鹿にしている訳ではなく、野球はアメリカでは3番目に人気のスポーツ、アメフトがダントツの人気一位でその次にバスケが若者中心に世界的に人気が高く、野球は地方や年配の方に人気のスポーツ、という位置付けで、F1を見てもNBAのレブロン・ジェームスやNFLのマホームズなどゲストでパドックに来ていますが、野球選手が招待されてるのは見たことがないようない気が・・・??
というわけで日本のメディアでもっとF1とユーキ君が取り上げられるのを期待しています。
一応写真ブログのつもりなので、過去に撮ったユーキ君の写真を・・・
こちらは、2022年のバルセロナ・テストで初めてユーキ君を撮った時・・・いやーめちゃくちゃ懐かしいw
これは去年のアブダビ最終戦のレース直前、レッドブルに上がるための気合いが相当入っていたように感じ、三年でホント顔付きが変わりました
どうでも良いんですけど、昔の写真に付けるWatermarkは適当にフォントを選んでたんですけど、今使ってるフォントはロンドンの地下鉄のサインと同じフォントを使っているんですよ、ちょっとオシャレだと思いません?(笑)
すいません、話は戻り
僕が撮影を始めた2022年はアルファタウリでピエール・ガスリーとチームメイトでした
ガスリーと一緒の時がやっぱり一番楽しそうでした、今もドライバーズ・パレードの時なんか大抵話しています
フランツ・トストさんに素晴らしいレースをプレゼント
ダニエル、ニックを倒してもまだレッドブルに上がれず
ああ、もうこれで上げてもらえないなら絶対無理っしょ、と誰もが思っていたところからまさかのわずか二戦でリアム・ローソンとのチーム・チェンジ、半端ない展開ですよね
去年12月のシーズン後テストで・・・
このLiveryも僕は好きでした
こちらは先週の中国グランプリの一枚、まさかこの日が最後のVCARBでの写真になるとは予想もしておらず。
レース後、本当にすぐ、「リアムの代わりにユーキが日本グランプリでレッドブルに乗るらしい」と噂が流れましたが、流石に嘘だろうと思っていたんですけど、マジで嬉しい驚きです。
今年の日本グランプリは最高に盛り上がる事と思いますが、拍手だけでなく叫んでいきましょう、海外の中継でスタートの時によく聴く言葉「Listen to this roar!!(この(観客の)叫びを聞いてくれ!)」っていうのが日本グランプリでも聴きたいです。
因みに中国には土曜日と日曜日だけ行きました、土曜日のスプリントではルイスがフェラーリで初勝利
ですがレースではチャールズ、ガスリーと共に失格に・・・・・
優勝はランド、オスカーのマクラーレン1・2でジョージが3位
Drivers Of The Dayはキミ・アントネッリ、新人なのに凄いっすね・・・・
次回の日本グランプリが楽しみで待ちきれません・・・
どうでも良いですが、中国ではホテル周りのレストランが全く信用できなく、連日KFC(これもちょっと変だったけど)、メディアセンターの飯は正直油を食べてるみたいで俺はあまり食えませんでした・・・
F1を3シーズン撮影して思うこと
F1ドライバーってどんな人達なんだろう、って思いますよね、俺も思ってました(笑)
とても簡単にいうと、「あんまり俺らと変わらない」が答えだと思うんです。
いやいやいや、全然違うじゃん!!と聞こえてきそうですが(笑)
僕はロンドンに20年以上住んでいるわけなんですけど、自分のやってた仕事のせいでほんとにたまたま、世界的なミュージシャンに何人も会って、知り合いになる幸運に恵まれたり、他に俳優やサッカー選手、普通の人が会わない数のいわゆる「有名人」にたくさん会ってきたんですけど、別に「おお、スゲェー!!」ってなった人ってマジでいないんです。
特にミュージシャンなんてみんな「俺らと全然変わらないじゃん」という感じで。
そんな彼ら、特にスポーツ選手って、「夢を持つ、練習をする、自分を信じる」など、まぁ一様に似たことを言いますけど、特にスポーツは生まれ持った才能や体格って、めちゃくちゃ大事でどうしても埋められない物ってあると思うんですね、悲しいかな。
因みに音楽や写真、アートなんかの世界では良い物を作るのは当然として、必要なのは「自分の才能を信じる才能」と「誰よりも自分が取り組んでいる事を愛していること」みたいなモノを備えている人が抜けていくのだと、自分は今まで色々な人を見てきて感じてます。
話はF1ドライバーに戻り、彼らって、背の高い人がいれば小さい人も、体重も重い人から軽い人まで様々。
これでまず体格の問題はパスされますよね。
どの親たちも、息子のためにチームを買ってくれる親もいれば、貧乏で何年も仕事を4つ掛け持ちして必死で息子にゴーカートを続けさせてくれる親など、こういった素晴らしい両親の元に生まれるのは必須だと思いますが・・・。
家庭環境を除き、人間性に焦点を当てると、ゴーカートからF1に辿り着くまで、ずっと何年も「やらなければいけないことを、自分の中で100%こなしてきた人達」なんだな、と感じたんですよね。
普通の少年なら週末はゆっくり寝ていたいであろう年齢の時から、朝4、5時起きで何年も、頑張ってくれた両親のため、純粋に楽しさ、夢のため、理由はなんであれきっと手を抜いたりサボったりせず、頑張ってきた子達(書いてて全員な気はしなくなってきましたが笑)、すごくそれに近い気がするんですよね。
スポーツ選手じゃなくても誰だって「目の前にあること、毎日を常に100%やり切る」ってあらゆるジャンルで今からでも出来ることじゃないですか?
でもそれってまぁ、習慣ですよね。
以前も書いた、ユーキ君のパーソナル・アシスタントのユータ君、何度かロンドンのウチに泊まりに来て一緒にグランプリでユーキ君をテレビで応援したりしてるんですけど(撮影行けって話ですねw)、同い年のように話してますけど24歳で俺より17歳年下なもんで、「休みの日とかユーキ君と何してんの?」って聞くじゃないですか。
「大抵エンジニアとか皆誘って体動かすことしてて、家で一日ダラダラとかは絶対ないっすね」という答え、自分が23歳でミュージシャンだった時の生活ぶりなんてここでは書けないレベルなのに(笑)
改めて、習慣って大事だな、って感じます。
自分が20代後半の時、「なんで俺、ミュージシャンになりたいんだっけ?」って考え直したことがありました。
その時思い出したのが、「音楽が一番好き、というのとは少し違って、ガキの頃から音楽以外に没頭出来るほど好きなモノがなかった」事、「ミュージシャンになりたいのではなくて、ミュージシャンみたいな『生き方』に憧れた」ことなんですね。
じゃあ「ミュージシャンの生き方」ってどんなんだろう、と考えて最も簡単にいうと「誰よりも自由で楽しく生きる事」だと気づいて、でもそれって次の日から出来ることなんですよね。
一番最初にしたのは「嫌なことはもう絶対にやらない」とか「選択は楽しいか楽しくないかで決める」とか、そんな事を次の日から変えていきました。
まぁ、こんな風な視点で見ると、「F1ドライバーみたいな人間」になるためには「毎日、目の前に現れる課題を100%で取り組み、こなして行ける人間になる」事だと勝手に感じていて、これも明日から出来ることなんですよね。
だから、F1に行けなかったドライバー達も、そういった習慣を子供の頃からちゃんと続けてモノにして人生を続けて行けば、「そういうことが出来る人間」としてF1ドライバーになれなくても良い人生を歩んでいくんだろうな、と思うんです。
こんな事を10代の時に感じたかったなぁ、と今にして思いますが、勝手にF1を3年間撮って感じた事を書いてみました。
お付き合いありがとうございました、鈴鹿で会いましょう!
Jay
p.s. 来週の今頃はドライバーズ・パレードの最中か・・・ワクワクしますね。
p.p.s 俺は水曜日から鈴鹿入りです🔥🔥🔥