前回の投稿では日本グランプリ、木曜・金曜の様子を書きました。
今回は土曜、日曜の様子を。
土曜日-予選-
いつものように土曜日はFP3とタイムアッタク予選、金曜と違い雨が降らず暑さもなく、この週で一番快適に撮影が出来た日になりました。
FP3
ランド
ルイス
ランドと名物観覧車
チャールズ
角田君
マックス
チャールズ
ルイス
予選の始まりは、日曜に撮るつもりではなかった場所へ、第一コーナー上のフォトグラファータワーへ、予選開始で車がゾロゾロと出てきます
予選の結果はマックスが1位でそれに続きチャールズ、カルロスとフェラーリ勢が続きます。
マックスはまぁまず間違いなく鈴鹿で優勝しそうでしたし、リラックスムードでフェラーリの二人はやはりあまり元気がない感じが残念・・・。
予選の合間に、ホンダ・レーシングの社長のインタビューを撮ったり
パドックの催し物で日本舞踊
ルイスもいつになくリラックスモード、東京で買ったラジコンで遊んでるところを発見
土曜日はもしかしたら今までで一番楽な日だったかもしれません。
早めに四日市に戻り、泊めて貰っていた友人も帰ってきて朝の四時頃まで酒盛りをするほど元気がありました(笑)
日曜日-決勝-
日曜日の朝、角田君の相棒ピエール・ガスリーのアルピーンへの移籍が発表されました。
「ハッピーかい?」というフォトグラファー達の質問に「Yes, very!」との答え。
これでエステバン・オコンと組みフランスのアルピーンが二人のフランス人ドライバーを有する完全なフランスのチームになることになりましたが、この二人、エステバンがピエールに勝てなくなってきた少年の頃からずっと仲が悪いと言う噂、チーム内でバトルの雰囲気が・・・エステバンも数週間前のインタビューで「次のチームメイトは誰が良い?」とのメディアの質問に「ミック・シューマッハが良いかな、仲良いから」と答えていました。
角田君
昼前にルイスも来ます
ルイスのパーソナルトレイナーのアンジェラ、彼女が本当に良くしてくれていて、いつもカメラ目線をくれるんです、パドックで話していて、「インスタでゲーセンでストリートファイターやってるの見たよ」というと「めちゃくちゃ勝ってたのにルイスが邪魔するんだもん」と言うのを聞いて思ったのは「俺もそんな事言ってみてぇ・・・」でした(笑)
セバスチャン・ベッテルは今回でおそらく鈴鹿で走るのは最後、彼にとっても一番のお気に入りの一つのサーキット、今年、彼のF1最後の一年を撮影できて本当に嬉しく思います。
日本でも大人気のようでした
マックス、優勝を決めたいはず
角田君、いつになく良い笑顔
ルイスはどこに行ってもスーパースター
日本のファン達
セブ、大人気です
今まで見たことのない、司会??のような人がドライバーの名前を呼んで彼らが入場してくるんですけど、「カルロス・サインツ」の名前を「チャールズ・ルクレール!!」と盛大に間違ったのは流石にまずいと思いましたが・・・
シンガポール以来、バルテリ・ボッタスが気にしてくれるようになり
インタビューして以来ゾウもカメラ目線をくれるように
セブもドイツ国旗が嬉しかったはず
パレードが終わるとスタート準備、国歌斉唱を撮影、なんか警察いっぱいいるぞ、と思っていると
岸田がきました・・・FIAの人になんか話しかけられてマスクを外してました、室伏浩二の方が随分迫力ありましたね。
マックスを阻止したいチャールズ
マックス
ルイス
今回のヘルメットは村上隆デザインだそう・・・
ダニエルもおそらく鈴鹿で走るのは最後でしょう・・・
レースは雨のせいでわずが2週で中断というダルダルの展開に・・・お客さんが可哀想でした。
マックスとチャールズ
すぐセーフティーカーが出てきました
雨でしばらく中断が続き雨宿り中、この後続けるのか続けないのかわからない状況が一時間くらい続きました・・・
物凄く遅れてレーススタート、チェコが気合の走りでチャールズにプレッシャーをかけます
2位だったチャールズはプレッシャーに負け、最終コーナーで3位に落ち、マックスが今年のチャンピオンに
ルイス
ダニエル
マックス
セブのラストラン
角田君と
ピエール
そしてマックスの優勝です
この時もマックスが年間チャンピオンになったことに気づいている人の方が少なかったかもしれません、レースも短くてフルポイントなのかわからず、チェコが最終コーナーで2位になり、ランキング2位だったチャールズとの差が開いたことに気づかなかったからですね。
日本グランプリでの食事はお弁当でなかなか美味しく、それを食しながら表彰式撮影後に大急ぎで写真の編集をし、記者会見が終わるとレッドブルのセレブレーションを撮りに行きました、なかなかマックスが出て来ずヤキモキしましたが、出てくると準備が出来るまでみんなでチェコのラストラップ、チャールズを抜き去る瞬間をスクリーンで鑑賞、代表クリスチャン・ホーナーが凄く嬉しそうでした。
お決まりのレッドブルでのセレブレーション
F1が日本でなぜこんなに人気がないのか、本当に不思議でなりません。
「ホンダのエンジン」がメルセデス、フェラーリ、マクラーレン、アルファロメオ、アストン・マーチンなど名だたる世界の企業との競争でダントツで勝ったこと、これは国をあげて応援しても良いくらいだと思いますし、多分フェラーリが年間チャンピオンになったらイタリアはお祭り騒ぎじゃないでしょうか。
まぁとにかく、日本人スタッフも嬉しそうで、何よりマックスの優勝の瞬間を撮れたのがラッキーでした。
これが今年僕が行く最後のグランプリになりましたが、来年は初戦のバーレーンから行こうか悩んでいます。
日本の滞在も後一週間、そろそろロンドンが恋しくなってきたところでラスト少し日本を楽しんで帰ろうと思います。
Jay