22回目の投稿になります。
写真はバンドのボーカルとどこかの街でライブの後にライブ中よりも真剣な顔で遊んでいるところです。
この曲は僕のバンドが一時間半以上演奏しなければいけない時にたまにジャムをする曲です。
EENEST RANGLIN / SURFIN’
イギリス政府が最前線で死亡した医療従事者への6万ポンド(約800万円)の支払いを決めました。
これに対して金額が適正だ不適正だという人はおらず政府は出来る限りの事をやっているんだな、と理解している様子です。
日本政府の対応はこちらでも酷すぎるとニュースになっています。
一ヶ月の延長ですが発表が随分早いですよね、政府の政策全体を見ると笑うしかないような代物ですが「一ヶ月」と言ってしまう事は悪い事ではないと思います。
当然という感じはありましたがイギリスのロックダウン延長は期限当日まで何も言われず、その日になって3週間延長の発表がありました。
3週間ずつの延長で決定を当日まで発表されないというのは生活が一層組み立てづらいと思います。
日本は逆に一ヶ月以上前もって知ることが出来たので物理的にも精神的に準備出来て良いですね。
補償に関してはイギリスは個人を救う為には頑張っているように思いますが、本当に小規模のビジネスと小規模と「小規模と中規模の間でも中規模より」の微妙なサイズのビジネスが問題を抱えています。
イギリスのビジネスは、ビジネスレーツというものを月々地元自治体に支払わねばならなく、その金額は規模と自治体によって変わりますが、エリアによっては決して安いものではありません。
年間£15000(約200万円)から£50000のビジネスレーツの支払いを定められているビジネスは国から補償をもらえることになっているのですが、レートが年間£15000以下の本当に小さいビジネスは得られません。
南ロンドンのブリクストンというエリアはバー、ライブハウス、パブが多く昔から愛されているお店が多く存在しています。
その中の一つの有名なパブ/ライブハウスがビジネスレーツが年間£51000と自治体に審査されていたせいで補償がもらえず、現在署名活動をしています。
文化を変えてきたようなライブハウスのいくつかが姿を消してしまうかもしれません。
日本も世界も同じで、個人経営のライブハウスのオーナーというのは「相当頭のおかしい人」か「お金にはあまり執着のない音楽が大好きな人」なものです。
そしてそういう人達は現在40代後半から50代の人たちが大半です。
どこのビジネスでもそうでしょう生活が元に戻るまで走り続ける体力がある会社は平気でしょうが、生き残れなかった方々で世界が元に戻った後にまた一から同じ事をやろうとするのは大変難しい事ですし、これから若い人がビジネスを始める時に「ライブハウス」を選ぶ人は・・・・・ほとんどいないのではないでしょうか。
ミュージシャンの活動の場が少しでも多く残れば良いな、と思います。
イギリス国内の記事では国民に対する発表の中で楽観的な発表とシリアスな発表が入り乱れ混乱を招くのを警告しています。
知って少し恐ろしくなりましたが、イギリス政府は4000人収容可能なナイチンゲール・ホスピタルをロックダウン開始後すぐに建設しました。
現在ほとんど収容者はおらず、その理由は実は「第二波」に備えて作られたものだからだそうです。
これが理由なのか政府は報道の様子とは違い、医療機関はまだ持ちこたえていると言い続けています。
もうすぐ何かしらの規制の緩和は始まりますがレストラン、パブ、バーなどは夏までクローズというのが大方の予想で、唯一の希望が政府が数週間以内に抗体検査を増やし「抗体証明書」を発行された者から自由に生活が出来るようにするという事です。
これが一刻も早く始まるのを期待しています。
他には政府が製作しているアプリが「誰かと2メートルの距離で15分以上いるとアラームが鳴る」という代物で一体何に金を使っているんだ?という国民の反応はイギリスも日本も同じです。
ただ、政府は人々のパニックを招かないために「本当の最悪のシナリオ」というのは決して発表しないそうですが、これがとても気になりますよね。
最高のシナリオを期待しつつ、最悪のシナリオを生き抜くつもりで生活をしていこうと思います。
そして「健全な精神は健全な肉体にしか宿らない」という言葉を信じてまずは筋トレに励みます。
お付き合いありがとうございました。
Jay