12回目の投稿になります。
集中治療室から出て来たらしいボリスは病院で数独を楽しんでいるそうです・・・・・・・どうしましょうか?
写真はノッティング・ヒル・カーニバルという僕の住んでいるエリアで毎年8月最終日曜月曜に行われる200万人が訪れるヨーロッパ最大のカリビアンがテーマのストリート・フェスティバルの様子です。
カーニバルの朝にはこんな曲が似合います。
街中に巨大なサウンドシステムがいくつも現れ(サウンドシステムについては後にまた書きます)、音を競い合うのがメインイベントでこちらは去年の様子です。
大袈裟ではなく10メートル進むのに30分以上かかるほど踊り狂う人々(酔っ払い)で溢れており毎年のことですが修羅場でした。
きらびやかな衣装に身を包んだ女性や子供がパレードをするトリニダード・トバコのカーニバルが起源で、黒人差別に反対する平和のためのカーニバルとして始まりましたが、イギリス国内観測史上最高気温を記録した76年の暑い夏、100人以上の警官が病院に搬送されるという大暴動が起こりました。
この暴動が起きたのと同じ年、パンクという音楽が生まれました。
同時にレゲェもポピュラーになっていったこの一連のムーブメントの中心はノッティング・ヒルでした。
ボブ・マーリーが住んでいたのもこのエリアです。
カーニバルの初期はパレードのみだったそうですが回数を重ねその後サウンドシステムが導入されパーティー色が強くなりました。
良くない面としてはそれと同時に暴動が起き始め、去年はナイフ所持を禁止するために空港のセキュリティーチェックのようなゲートが所々設置されいましたが、例年通り350人ほどの逮捕者が出ました。
日本の某旅行本などには書いていないと思いますがイギリス全土から警官とドラッグディーラーが集まりまさに無法地帯と化す4日間の最終日の帰り道はこのエリア全ての道が漏れること無くこのようなことになっています。
今年もサマータイムになり天気が良くなって来たのでカーニバルの事を考えてしまいますが今年はキャンセルかもしれません。
もしそうなればカーニバルが始まって以来初めての事になります。
200万人もの人が2日間でこのエリアを訪れるということは当然飲食店にとっては稼ぎ時ですしキャンセルとなればまさに死活問題です。
この状況下で例年通り警官1万2千人を投入する事だけを考えても今年もカーニバルを開催するのは無謀な気がします。
人気者になる警官が毎年います
日本で飲食店の方々がデリバリーを頑張っているという報道を良く見ます。
アイルランドのパブではなんとギネスをパイントで家までデリバリーするとのこと、さすがです。
ギネスへの愛が感じられますね。
むしろ贅沢かもしれません。
Belfast pub delivering pints of freshly-poured Guinness door-to-door during lockdown
ロンドンでは毎日政府からの助成金が間に合わないビジネスはが苦しんでいる話を聞きますが日本もここ数日で人々の現状の捉え方が変わってきている頃ではないでしょうか。
イタリアは5月3日までのロックダウン延長を決めました。
イギリスは明日で最後の予定ですがまだなんの発表もありません。
ですが週に約1万円ほどを支給されるというユニバーサル・クレジットが始まりました。
職場が無くなり失業した友人に話を聞くと、自分の家の家賃+ユニバーサル・クレジットということで家賃は国がそのまま受け持ち生活費としてユニバーサル・クレジットが口座に振り込まれるということでした。
日本の対応と比べると随分良いと思います。
平常時ならば6〜8週間かかる手続きを簡易化し4週間で終える様にしているそうです。
日本政府にも続いて欲しいですね。
ところで僕は学生の頃修学旅行ではホテルを脱走するタイプでした。
最近現在の砂漠化したロンドンの写真を載せようと思い撮り集めていまして、カメラと写真の編集も始めたところ、この2012年に中古で買ったMacbookAirは総理の滑舌ほどに動きが悪くなり限界がきてしまいました。
月曜までの連休明けには2週間前に注文した物が来るはずなので次回の投稿は滑舌が良くなり次第、火曜日にしたいと思います。
それまでは全力で筋トレと写真の編集に励むことにします。
お付き合いありがとうございました。
Jay