第17戦 シンガポール・グランプリ -年間で最もハードなグランプリの一つ-

  • 2022/10/31
  • F1

シンガポール、日本グランプリを終えてもうすぐ3週間が経ち、フジフィルムでの個展も無事終わり地元札幌に帰ってきて、週に4回は行く地元のカフェで書いています。

夜1時までゆっくり座ってられるカフェなど海外にはないので、これは日本の平和で良いところだと思いますしこの時間、結構好きなんですよね。

さて、シンガポールへは一度日本に来て1日だけ過ごしシンガポールへ飛びました。

今回も非常にありがたいことにたまたま中学・高校の同級生が家族で住んでいるのでそこにお邪魔することになりました。

それにロンドンから日本への飛行機、日本からシンガポールへの飛行機、両方とも偶然友人とラウンジで出会うという奇跡が起こり長い旅も早く感じ、マレーシアからも友人が会いに来てくれるというとても楽しい旅になりました。

初めてシンガポールに行きましたけど、ヨーロッパと全く違いまるで日本かと思うほど物が充実していて驚きました、コンビニから居酒屋まで。

このシンガポール、大麻の持ち込みは死刑、方法は鞭打ち、本当でしょうか・・・「明るい北朝鮮」と呼ばれる理由を少しだけ感じました・・・。

水曜の夜からサーキットの下見と思い散歩しましたが、あんまり意味なかったような気がします笑

無人サーキット

シンガポール・グランプリ

木曜

シンガポール、暑さが異次元でした・・・。

ロンドンと札幌がデフォルトの僕は三日目で吐きそうになりましたが四日目に慣れました。

湿気のある土地って、暑さよりも「気持ち悪さ」ですよね。

ドライバーも二時間のレースで4kg体重が落ちるそう。

グランプリ中は40kmくらい歩きますが、土曜日だったか金曜だったか、35000歩という過去最高を記録しました・・・。

水曜日にシンガポール入りして木曜日、僕にとっては初めてのナイトレースで、何時にパドック入りをすれば良いのかも良くわかりませんでしたが、オランダ人の友達のフォトグラファーと相談し、夕方頃に入ることにしました。

ドライバーもとてもリラックスしており(今年で一番リラックス雰囲気かも?)、アルファタウリの二人は寿司の食い当て、夜になるとレッドブルはコメディアンとゲームなどをしていました。

楽しそうなマックス

チェコ

ルイス

アロンソ

角田君

パドックもストリートサーキットということで結構狭く、迷わないというか動きやすかったですね。

ランドは早めのパドックウォーク、日が高いうちに始めていました

木曜、大体もう何も起こらないな、という頃に友達とサーキットを歩きに行くとまずミック・シューマッハ率いるハースに遭遇

アルファロメオのバルテリ・ボッタスは「いつまで走ってんだ?」というほど彼女と自転車でサーキットを何周もしていて、三周目くらいで僕らの方わざとぶつかりにきて笑わせてくれました、この後家に帰るとき策を乗り越えていたら彼と彼女もついてきて警備員に三人で起こられ、この日以降、カメラを向けると目線をくれたりピースしてくれるようになりました(笑)

アルファタウリ、ピエールと角田君

居るだろうな、と思っているとやっぱりセブが

パドックに戻るとアルファタウリの二人がYoutubeの動画撮影で寿司の食い当てをしてました

ダニエルが帰り際に乱入

すぐカオスになってました、角田君がチョコ入りを食わされて「お前ら寿司に対するリスペクトが足りねぇ!」と言っていたのがちょっと面白かったです

木曜は彼らが遊んでるのを見届けると友人宅へ帰り、死んだように眠りました・・・

金曜 -フリー走行 1&2-

ナイトレースを楽しみにしていましたが、1日の前半が始まる時はまだ夕方くらいで一番中途半端な時間だったのを全く考えておらず・・・。

ピットレーンに入る抽選を他のフォトグラファーは時間なんかも計算していたようなのですが全く計算していなかった僕はまずサーキットをとり、その後にピットを撮影に行くことになりました。

サーキットなんですけど、シンガポールはサーキット前半はともかく、パドックから遠出するとあまり移動出来ない印象でした(僕がアホなだけかもしれませんが・・・)。

欲張るのはいけないと思いつつも出来るだけたくさんのコーナーで撮影をしたくって金曜日は結局移動に体力と時間を使ってしまい、また反省の金曜日でした。

マックスが出ます、ここで優勝の可能性も少しあったので、気合入ってたと思います

ダニエル・リカルド、来年シートを失うことが決定的になりました。

自分の裏で交渉を続けシートを奪ったオスカー・ピアストリとマネージャーの元F1ドライバー、マーク・ウェバー。

三人ともオーストラリア人という複雑な関係なところ「俺はオスカーがF1に来るためにどれだけ大変で頑張ったかわかってるから、余計な事をして邪魔はしないよ」というダニエル、めちゃくちゃカッコいいです。

ONとOFFが半端ない

フェラーリ、チャールズ

ルイス

セッションが終わった後、たまたまマックスの近くにいたので寄ると大量の汗に少し驚きました

サーキットは橋からスタート

初めから夜だったら良いのに、と思います

土曜日 -フリー走行 3 & 予選-

土曜まずはフリー走行、その後予選へと続きます

朝最初に撮ったのはローレンス・ストロール、アストン・マーチンのランス・ストロールの父親で、なぜこんなに金持ちなのか調べたら、ラルフ・ローレンをヨーロッパに持ってきたのは彼だとか、彼じゃないとか。

パッドク1恐い男と僕は呼んでいます

チャールズ・ルクレール

マックス

ボッタス

チェコ

予選後、ポール・ポジションはチャールズ、2位はチェコ、ルイスが3位というなかなか面白そうな展開に

日曜 -レース-

友人宅に戻るのは毎日終電で遅いのですが、ナイトレースで会場入りするのも昼過ぎのため、暑さ以外のキツさはそんなにありませんでした。

今回のグランプリ、毎日雨予報という恐ろしい事になっており、日曜は土砂降りで一時間近く延期、結局レースは時間制限を設けられて終了しました。

レースは開始予定時刻から三時間以内に終えなければならない、というルールのせいです。

ドライバーズパレードはフェルナンド・アロンソの300戦達成記念の写真撮影から

シンガポール・エアライン(このグランプリの開催元)の添乗員たちがレッドカーペット周りに整列

笑ってしまったのが、誰もレッドカーペットを歩かず全ドライバー、ガン無視でした(笑)

パレードでサーキットを一周する頃にはまだ天気が良く、雨も降らないかと思うとこの後すぐに土砂降りに。

どうしようもない大粒の雨で「これは無いかも」と話初めて30分、レース開始時間が発表され急いで準備をしてグリッドに向かいます

ジョージ・ラッセル

カルロス・サインツ

気のせいかマックスからは「ここで決めてやるぜ」という気合も感じます

ピエール

来季F1フル参戦が決まり角田君の相棒となるニック・デ・ブリーズ

車がサーキットへ出て行きます

チャールズ、勝ちたかったはず・・・・

ルイスとアンジェラ

ミック・シューマッハ、このままでは来年F1シートを失い、彼の世代でドライバーとして残るのは角田君だけになります

ピエール

Black Eyed Peasがいました、土曜日の余興だったそう、気づきませんでした・・・

この後1コーナーのグランドスタンドへダッシュ、観客席の中に作られているフォトグラファースペースからスタートを撮影

チェコのナイス・スタートからレースが終わるまでこのままでした

ダニエル、毎回心でめちゃくちゃ応援してるんですけど、どうしてもランドに勝てない・・・

ランド

バルテリ

ルイス

角田君

チェコが優勝でチャールズが2位、カルロスが3位

表彰式が終わったら僕はすぐにファンエリアのステージへダッシュしました

お目当ては日曜の余興、Green Dayを撮るためでした、30秒ほどしか時間はありませんでしたが・・・

そしてこのたった30秒のために1リットルくらい汗をかき、靴が死にました・・・。

日曜がGreen Day、土曜がBlack Eyed Peas、前回は誰だったの?と聞くと、レッチリが来てたそうで、さすがシンガポール・エアライン、金持ちです。

僕はメディアセンターには戻っていなかったので気づきませんでしたが、チェコの優勝が審議になり、レッドブルのセレブレーションが遅れ、撮影できるというちょっとラッキーな事に。

この後編集して例によって最終の地下鉄で友人宅へ(電車で20分ほどで、最高に通うのは楽なグランプリでした)、間髪入れず次の日月曜日に日本へ戻りました。

 

これでマックスの優勝は日本へ持ち越し、日本は全世界唯一ビザを取らないとF1の撮影に来れないということで、ヨーロッパのフォトグラファー達でも来ないという選択をした人達が多かったので可哀想な気もしましたが僕はやはり決まるなら日本で決まって欲しいと思っていたので僕的には嬉しかったです。

 

シンガポール、ホテルや物価は相当高いですけど、日本から行くのは結構良いかもしれません、ですがこの暑さ、観客はずっと外にいることを考えるとちょっと辛いかもしれません・・・。

 

 

次回は日本グランプリの様子を。

 

お付き合いありがとうございました

 

 

Jay