明らかになる航空業界の今後

Hampstead Heath, 犬の写真

26回目の投稿になります。

 

写真は友達と犬の散歩に行った時のものです。

パブでギネスが飲めるようになった時の僕の笑顔はこれを凌ぐと思います。

 

こちらはビートルズのカバー、レゲェバージョンです。

THE PARAGONS / BLACKBIRD

 

航空機維持にかかる費用

航空業界がいよいよ大変な事になっています。

以前の記事でパイロットの学校に通っている事を書きましたが、未来の雲行きが怪しいどころではなくなってきました。

現在全世界で80%のフライトがキャンセルされており世界中の空港で70,000機が眠っています。

置いておくだけでも莫大な費用がかかるのに加え飛行機にも「耐空検査」という車検のようなものがあり、僕の乗っていたWarrior PA-28という小型飛行機は一度に約100万円ほどかかります。

飛行機により1,2年に一度、または最後のフライトからの合計飛行時間などでリミットを決め、ネジの一本にまで解体し部品の隅々までチェックしてから組み立て直します。

こういうわけで、僕の乗っていた1970年代の飛行機は登録上は40年物ですが内装以外で当時の物は一つも無いんですね。

さらに小型飛行機でされテイク・オフ前には30以上のチェックがありそれを全てクリアーしなければ飛べません。

このようなメンテナンスを大型飛行機で行うのは大変な費用がかかります。

ボーイング、エアバス社も既存の多くの航空会社が倒産し中古の飛行機が溢れるだろうと予想し新規の飛行機の製造をストップしました。

すでに職員の解雇は始まっていますがブリティッシュ・エアウェイズは最終的には12,000人を解雇することになるかもしれないと発表しています。

航空運賃はどうなる?

昨日の記事でロックダウン解除までのフェーズ、段階について書きましたがそれが航空機内にも適用される事になっており、現在のイギリス経済省の予想では航空業界は最悪2023年までには元に戻らないというです。

機内でもソーシャル・ディスタンスを守らなければいけないため、30%の座席しか人が座れないということはジェット燃料代はもちろんその他チャージ、左右の席料まで30%の乗客が支払わなければならなく、そうしなくては現実的に航空会社が運営出来ない事になります。

飛行機内が完全に密室だというのも問題で、空気循環システムはありますがコロナウィルスにとっては拡散の助けにはなるものの、防止には何の役にも立たないそうです。

僕の勝手な予想ですが、日本もJAL以外もしかしたら・・・・・と思います。

今年のお正月は日本で過ごしたいなと思っていたのですが難しいかもしれません。

アメリカは失業問題が深刻過ぎてヨーロッパとは違う道を辿りそうですね。

この状況で銃社会というのは恐ろしいものを感じます。

イギリスは明日が3週間延長の期限ですがボリスはなんと日曜に発表すると言っておりもしかすると明日は何の発表もないまま終わるかもしれません。

ただ「来週月曜から緩和する」とだけ言われていますが詳細はわかりません。

イギリスの死亡者数はイタリアを超えヨーロッパ一位になりましたがピークは超えたそうです。

ロックダウンを最善策だと感じ初期には楽観的だった人々、余裕があると思っていた人達にも限界がきています。

やはり仕事がないと(お金が無いと)生活が出来ません。

これから先の6週間は過去の6週間よりもずっと難しい物になりそうですが緩和からさらに厳しいロックダウンに逆戻りするのだけは勘弁して欲しいと感じています。

 

フリーメイソンは階級があり1から33まであります。

 

というわけで33回目の投稿で少し書いてみようかと思います。

 

お付き合いありがとうございました。

 

Jay