2023 F1 開幕戦:バーレーンGP撮影、初の中東へ

2023年のF1 シーズンがいよいよ始まりました、今年の旅の始まりの合図のように感じます。

ここ最近、ブログのアクセス数がグン上がっていてとても嬉しく思っています、読んでくださってる方、いつもありがとうございます!

バーレーン、初の中東へ

二月末からのバーレーンテスト、その後の開幕戦と撮影に行ってきました。

テストが八時間もあるというのを忘れていて、まだ三月頭なのに真っ黒になってしまいました。

 

朝9時の飛行機なのに七時半、チェックインギリギリにヒースローに着いてしまって焦りましたが無事搭乗、七時間のフライト後にアブダビ空港で乗り換え、飛行機が遅れて一時間も乗り継ぎ時間が無くて焦りましたがここも大丈夫で、パパの方のカルロス・サインツと同じ飛行機でした。

バーレーンには夜9:30に到着、「空港にはF1関係者専用レーンがあるらしい」と聞いていましたがそんなものはなく普通の入国審査をして入国、ビザは今回はF1が取ってくれましたが次に行くアゼルバイジャンやサウジアラビアは自分でビザの申請をしないといけないようです、と言っても紙切れをプリントアウトして持っていくだけんんですけどね。

 

バーレーンはですね、マジで詐欺だらけです(笑)

特にタクシーやガソリンスタンド、コンビニがやばいです。

 

ヨーロッパのフォトグラファーでガソリンスタンドで100ユーロ詐欺られたんですけど、ほんとは5ユーロくらいだったんですよね、というのもバーレーンも石油国なんでガソリンがアホほど安く、タンク満タンにしても一千円ちょっととからしいんです。

海外から来るやつに冗談みたいに言って間に受けたやつには払わせる、というのが多くて、コンビニやタクシーの運転手もまぁぼったくろうとしてきます(笑)

僕らは面白くなって軽く喧嘩してみたりしましたけど、どこに行ってもカードで払うのが安全です、それだと詐欺られないので、タクシーもウーバーが断然良くって、普通のタクシーの半額くらいじゃないでしょうか・・・・まぁナメてますよねw

 

観光なども特になく、隣国で酒の禁止されているサウジアラビア人が週末パーティーにくる国(イスラム教の国なので、週末が木曜、金曜なんですけどそれ忘れてて、「木曜からコイツらやばすぎないか?」と初日に思いました。)、という感じで、しかもサウジアラビアってスピード違反が何十万とかにも関わらずガンガン飛ばすんですよ。

 

これは「スピードチケットなんか気にすることねぇ」ってのは豊かさの証拠になるという馬鹿げた理由らしいんですけど、これをバーレーンで呑みまくった後にやるもんだから死亡事故もめちゃくちゃ多いらしいです。

もう合法にすりゃいいのにと思います(笑)

 

バーレーン、テスト期間

テスト期間は八時間もあって毎日本当に長かったですけど、焦って何かを撮影しなくちゃ、ということもなかったので他のフォトグラファーたちと話したりしながらゆっくりとした三日間でした。

一年の一発目はNetflixの撮影から、ドライバーたちがゾロゾロとやってきます

 

テストの内容なんかは皆さんの方が僕より詳しいと思うんで、そういうことには言及しないようにします、僕はF1という「世界」に惚れ込んだタイプで、車の設計がどうのとか、あんまり良くわかりません。

この日から三日間、土曜日まで1日8時間のテスト、夕日の写真を撮れるのはテストの期間だけの特権、また来年もこようと思います。

角田君

ニック・デ・ブリーズ

ルイス、夜は火花が

ピエール・ガスリー、このライトアップされてる建物を入れるもの名物

 

テストが終了後は車をシェアしているオランダ人フォトグラファーのインタビューをyoutube用に撮ったり、ランチを他の皆んなで食べたりしてゆっくり過ごしたのですが、F1歳中に休みで他のフォトグラファーと一緒にいるのも滅多に無いことなので刺激をもらい楽しかったです。

一日、ドイツ人のメディアの友人に「アストン・マーチンの人と飲み行くから一緒にホテルのバー行こう」と誘われウキウキで出かけたのですが、僕が短パン、サンダルおまけにタンクトップを着ていて中に入れてもらえませんでした、以後気をつけようと思います・・・(笑)

 

グランプリ開幕前にはパドックでパーティーがあり、滞在中に酒を飲んだのはこの日だけでした、ビールはもちろんスポンサーのハイネケン。

食事はとにかくBBQとデザートでした、バーレーンはお菓子がなんでも美味しかった・・・特にピスタチオのお菓子が多くて僕には最高でした。

テスト期間中のパドックは静かです、サーキットも。

今年に入ってからまだ片手で数えるくらいの回数しかお酒を飲んで無いので、ずっと体が絶好調でした、滞在中にお酒を飲んだのもこの日だけでした。

バーレーン・グランプリ

グランプリ期間中はポーランドからのフォトグラファー二人とオランダ人の4人での車シェア。

朝10:30に出発して毎日11時くらいに帰る生活でした、マジで長いですけど、これだと毎日7,8時間は眠れて、今までこんなに睡眠時間を取れたグランプリはなかったかもしれないですね。

ルイスの三日間、やっと慣れてきましたけど、相変わらずオーラが違います・・・次は格好良く生まれ変わって、僕もこんなファッションをしてみたい。

角田君はちょっと体強そうになってました

角田君の今年の相棒ニック

アロンソ、英語で二の腕の事を「銃、ガン」ってスラングで言いまして、「お前のガン見せてくれ!」って叫ばれてニヤッとしてるとこです。

今年から復帰のニコ・ハルケンバーグ

その奥さんが数倍目を引いてましたけどw

今年デビューのローガン・サージェント

あと、ホリエモンさんが来てて驚きました、カメラ目線でポーズまでくれましたw

ニコ・ロスベルグ好きなんですよねぇ、初めて見かけて、思わず話しかけちゃいました。

 

テスト中のガランとしてる感じと違い、日に日にパドックが一段と賑やかになってくると「ああF1また始まるんだな」という雰囲気が出てきます。

 

金曜にはFP1で抽選に名前書いておいて、ピットレーンのアクセスが当たったのに、誰かが俺の名前の横にサインをして僕のゼッケンを奪っていくという珍事が起き、次回から気をつけたい、けどどう気をつければ良いのかわかりません・・・w

金曜、土曜と、昼間と夜、2回のセッションになります。

チャールズ、安定に速い

ピエール、アルピーンで上位期待

メルセデスへの期待はみんなが望むところ

ピットレーン

ニック

角田君も応援

ニコはいきなり結果を残しました

マクラーレン、なんかダメでしたね・・・これはザック・ブラウン、頭を抱えてそう

ケビン

チャールズも残念なリタイア

肝心のグランプリはどうだったかというと、土曜からフェルナンド・アロンソが早くてソワソワ

でも予選は予想通りマックス

で、そのまま開幕戦はマックスが優勝、レッドブルのワンツーはおいといて、フェルナンド・アロンソの3位、マジでやばいですよね、奇跡の40代、優勝して欲しいです、アストン・マーチンのスタッフもめちゃくちゃ嬉しそうでした。

最後はお約束のレッドブル・セレブレーション、まあ終わった感想としては、レッドブルが強すぎるのも面白くないからやめてくれ、と願うところですよね。

 

レースとは関係ありませんが、メディアセンターでの飯は今までのグランプリで一番でした、昼間はアイスクリームやケバブが食べ放題で、お昼、夜ご飯もメニューが充実、何よりみんな「デザートが美味いよな」と言ってましたがホントその通りで、他のグランプリもこれくらい頑張って欲しいです(笑)

Twitterをご覧になられてる方はもう知ってると思いますが、ピエールとニックのマネージャーと出会ったり、他のジャーナリストやフォトグラファーと親交を深める機会にもなったので、行って良かったと思います、Netflixの字幕の話も出来、やりたいという事は伝えて来ました、ただ、字幕はAIではない、とのことです。

 

凄い暑さだったバーレーンから−2度のロンドンに戻ってきて、寒すぎて早くアゼルバイジャンに行きたいくらいですが、アゼルバイジャンからはほぼ夏休みまで休まず旅が続くので、準備期間にしようと思います。

 

今年もF1が面白いシーズンになって楽しませてくれることを期待しましょう、俺も面白いYouTubeのビデオできるように頑張りますw

 

Jay