めちゃくちゃ久しぶりの投稿になります。
去年のF1は全部マックスが優勝でなんか途中でストップしてしましましたが今年はまた続けれたらな、と思います。
このブログもコロナ禍で始めたので4年目に突入、まさかこんなに続くとも考えていなかったので自分でも驚きです。
今回の旅は、友人が福岡で博物館/ブティックのような、「博物館並みに化石が揃っているけど値札が付いていて全部買える店」というのを始めることになり車の運転や価格交渉の手伝いに呼んでくれることになりました。
ここでお店のことも書きたかったんですけど「まだコンセプトがガッチリ固まってないから保留で」とのことなのでまた決まったら投稿しようと思います。
ロンドンからLAへ
まぁLAへの直行便はおそらくどこの国からでもあると思いますが、ロンドンからは11時間のフライト。
CESラスベガスという年一回のテクノロジーのSHOWで一週間前までラスベガスにいたので一月は半分以上アメリカで過ごしたことに。
ラスベガスの冬はマジで乾燥が酷くて、唇は腫れるわ、顔の皮膚は痛いわで大変でした・・・
LAは20度と暖かく、ロンドンから行くには最高でした(笑)
ただ、入国が最悪でしたね・・・なんか10年以上前のイギリスの入国審査を思い出しました、なんでこんなに効率が悪いのか・・・。
あとアメリカ、物価がとんでもないですね、ロンドンよりさらに高くて僕ならLAで生活は無理です。
正直アメリカにあまり興味が無くて見たいものとかもなかったんですけど、全部友達が誘ってくれてドジャース・スタジアム、NBAの試合などを観るため三日間滞在しました。
宿の前
なんか色々アメリカっぽく見えます
一瞬ロンドンに戻ってきたかと思いました
Lakers、好きな人多いのかなやっぱ
初日の晩御飯を食べたタコス屋さんのおじさん、タコスはイマイチでした
LAで気になったのがホームレスとヤク中の多さ、そして人々がガチで無関心なのに結構衝撃を受けました、資本主義アメリカを感じましたね。
アメリカ人の友達に聞いたら、「イカれてるだろ、ようこそアメリカへ」と言われました。
着いた翌日、ドジャース・スタジアムへ
昔のベンチと看板、カッコいいです
昔の道具箱?これもアンティークっぽくていい感じ
記念品も僕らにはよくわかりません・・・・
練習する選手たち、大谷選手にも運が良ければ会えるそう
僕らは正直「野球全く興味ないけどLAだから行ってみるか」くらいのノリで行ったんで特に面白い感想は言えないですけど、野球好きの人が行くと大興奮なんだと思います。
1時間半くらいのツアーでした。
この日はその後、博物館で化石の勉強をしに行きました、LA自然史博物館、恐竜系の博物館ではかなり充実してる方かも
宿に戻り夜はNBA、Lakers vs Bulls の試合を観に行きますが、僕の中のバスケはスラムダンクで止まっています、相変わらずルールもわからないのでずっと説明してもらってました(笑)
スタジアムに昼間に行って「どの程度のカメラまで持ち込んでいいの?」と聞きましたがカメラは持ち込み禁止だったので残念ですが写真はありません・・・
動画を撮ったのでYoutubeの方をぜひ観て見てください(笑)
ただ、試合中も音楽がズーーーーっと流れてること、休憩がめちゃくちゃ多くて合間に必ず客を飽きさせないために催し物をやること、なんかが知らなくって驚きました。
もう一つ訪れた中で僕的にはLAで一番お気に入りになった場所「The Broad」という名前のモダンアート・ミュージアム、ロンドンのテート・モダン、スペインのビルバオにあるグッケンハイム美術館などともまた違い、アメリカのアーティスト達の作品が目白押しでバスキアの作品が10点以上置いてあるところなんて初めて見ました。
建物も面白くて見やすい空間、変に静かにかしこまる必要もなく友達とワイワイしながら見るのもOKですし、超おすすめです。
大自然アリゾナ、Tucson(ツーソン)へ
ロサンゼルスから車で9時間の旅、アリゾナはツーソンへ向かいます。
ガソリンスタンド、唯一の自分の写真
朝一で車のレンタルへ行きますが、オープン時間になっても店員がなかなか現れず、しばらくしてきたら「遅いよ俺ら急いでんだぜ」と言うと「10分しか遅れてねーじゃん」とサービスがめちゃくちゃ良いと友達と話していたところでヨーロッパのようなセリフを聞きました。
9時間の運転はひたすら真っ直ぐな道で「すげーすげー」と道中ずっと呟いていました、車にレーンアシストが付いているのに最後の30分の運転で気づいたのは残念でしたが快適なドライブ、バンドで10時間運転してドラムまで叩いてた日々が懐かしいけど、信じられないですね・・・。
初日はスーパーで食材や飲み物を買って宿へ、こちらの一軒家のAirbnbに滞在、特大リビングにプール、ジャグジー付きでギターまで置いてあり最高に快適なステイになり、F1時のカツカツの旅とは大違いでしたw
アリゾナから、朝日のプレゼント
アリゾナがどんなところか、Youtubeで海外のフォトグラファーがアリゾナを旅する動画を見て結構どこに「日の出ハント」へ行くか下調べはしてきていました。
なぜ日の出かというと、ヨーロッパでも空一面が紫になることは結構あるんですけど多くの人が「ツーソンはサンライズだよ、空が真っピンクになるんだ」というので初日から最終日まで、毎日早起きで朝日を見にいってたのでほとんど睡眠を取ってなかったような気が・・・・。
さてこの朝日、前日の夜が寒いと次のサンライズで空が染まるようで、本当にピンクだったのは初日だけでした。
それでも毎日行く中で新いスポット、景色、色に出会えて楽しかったですが、初日の朝日は早起きしたご褒美をアリゾナがくれたと思うことにしときます。
朝6時前には宿を出て車で30分ほど走ったところに目星を四つほど付けておいて順番に回りました。
初日の真っピンクの空
僕は星野道夫さんが一番好きな日本人フォトグラファーで、星野さんの本の中に出てくる一節の「映像や写真でも伝えきれないほど感動する、壮大な景色を見たり経験した時、どうするのが友達に伝える最良の方法か?」ってのがあって星野さんの答えは「その経験や感動を通じて変わった自分を見せてあげること」というのがあるんですね。
そういう訳で僕も少し変わったかもしれませんw
でもちょっと涙が浮かぶほど感動的な景色を見たのは人生初めてで、早起きや朝から結構なトラッキングをした甲斐がありました。
海外に20年以上住んでいて、「これを友達とシェア出来たらなぁ」と思う景色や経験に出会うことは腐るほどありますが、このサンライズはTop3に入ると思いますし、人生で一度、訪れてみて欲しいな、と思うような場所でした。
因みに食事などは一切魅力ないんで、そういうのを求める人はおそらく無理が・・・・
結構長くなったので、次回、世界一の化石と鉱石のマーケット、『Tucson Gem Show』について書こうと思います