94回目の投稿になります。
札幌の雪の少なさに世界の異常気象を感じているこの頃です。
関東はまた自粛自粛で大変ですね、行動の中で何が良いとか悪いとか・・・・本当に腹立ちますけど「政治家」とは一つも良い事をせず悪い事と間違いしかしない人たちのアダ名だと僕は思ってます(笑)
ALBOROSIE/RIGHT OR WRONG
ロンドンの現状
2020年3月の時は学校など全てがクローズしていたので完全なロックダウンでしたが今は学校によっては開いており「12歳以下の子供の学校の送り迎えは親がしなければいけない」という法律があるため親は朝夕は家から出ていて、子供も出来るだけ家からオンライン授業をするように、と言われていますが日本人が想像するイギリスと現実は違い貧富の差が激しいため家にパソコンがないのはもちろんインターネットも繋がれていない家も多く、子供は学校に行かなければ教育が受けられないというのが現状のようです。
僕の子供がいる友人も「学校の外で親はマスクしないで普通に談笑してるよ」という事でした。
独身の同世代の友人たちも「あーなんかそんなの出したらしいね」という反応で「もう飽きたよ」「メディアはこういうの大好きだから」と、やっぱりそこに居ないとわからないことは多いな、と感じました。
僕自身ロックダウン終盤、夏前に友人たちと良く行っていたビクトリア・パークという大きい公園は真冬にも関わらず週末は遊びに来ている行き場がない人や家族連れで溢れかえっているそうで、僕の地元のポートベロー・ロードは未だにロンドンでご飯の出店が出ている唯一のマーケットらしく、住民は全然言う事を聞いていないようですね。
前回のロックダウンと同じく街中や観光名所は人が全く居ませんが人が住むエリアや公園は人が多いそうで、政府は規制をさらに厳しくしようとしているそうです。
日本帰国時の現状
僕が日本に帰国した去年12月半ばは国際線の搭乗・帰国の際の様子で書来ましたがイギリスから新種のコロナが来る前で(本当に持ってきたのは僕ではありません)、2週間の滞在先を紙に記入するだけでしたが、先日イギリスから帰って来た友人の話だと今は成田の東横インに輸送されて3日間の隔離後に再びPCR検査、その後に自分で取った隔離場所に移動するそうです。
東横インでの「滞在費と食事は無料だけど早く好きなモノ食べたい」と友人は言っていました(笑)
前回の「重大インシデント宣言」はいつでどうだったのか
過去の記事3年前のグレンフェル・タワー全焼事件とブラック・ライブス・マターで一度書いたのですが、グレンフェルタワーという低所得者住宅の高層ビルが夜中に出火し全焼する事件がありました。
鎮火に200人の消防隊が24時間を費やし158世帯が燃えて120人の死者が出たという報道でしたが死者数ははっきりしていません。
火が一瞬で建物全体に回った原因が法律で規定を満たしていない素材を使った工事で、何もしようとしなかった当時の自治体の長は身の危険を感じで警察に護衛されてエリアを脱出するなど僕のいたエリアはいつ暴動が起きてもおかしくない雰囲気が続いており今回のコロナの時よりも身の危険を感じましたし、イギリスの貧富の差を更に浮き彫りにさせた事件でロンドンの人には忘れられない事件になりました。
僕にとっては自分のバーで開催したチャリティーイベントでThe Jamのポール・ウェラーが演奏に、Sex Pistolsのポール・クックが飲みに来てくれたりと言い方はおかしいかもしれませんが良い思い出になっている部分もあります。
ロンドンのビデオグラファーの友人が6月に作ったビデオに提供した写真達がこちら
今でもカバーをかけられているグレンフェル・タワー
ビルの下には今でも供え物がたくさん
正義はなく、あるのは自分達だけ
ブラック・ライブス・マターの文字も。
亡くなった人や、子供達へ
メッセージがたくさん
1200人の感染者で緊急事態宣言を出している日本が信じられません、これだとヨーロッパの国は一生ロックダウンですね。
お付き合いありがとうございました
Jay